回転焼き屋・大月
♬~(ラジオ)
るい「あっ おいでやす。 すいません。 ちょっと用事してたもんやさかい。 何個しましょ?」
るい「あの…。 何個しましょか?」
「(せきばらい)」
るい「1つですね。 はいはい。 100円です。 ありがとうございました。 あの…?」
「拙者 伴 虚無蔵と申す。」
るい「バンキョムゾー…?」
「ひなた殿はご在宅か。」
るい「ひなた… ひなたのお知り合いですか?」
「いや さにあらず。」
ひなた「お母ちゃん? どないしたん。」
るい「ひなた…。」
「ひなた殿。 明朝9時 条映太秦映画村の橋へ参れ。」
ひなた「えっ? そうかて 映画村が開くのは 10時ですよね?」
「門番へは話を通しておく。」
ひなた「門番…?」
るい「守衛さんのことと違う?」
ひなた「ああ…。」
「御免。」
<これが ひなたの運命を動かす男 虚無蔵との出会いでした。 That was how Hinata met kyomuzo, the man who would change her destiny>