連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第86話「1984-1992」【第18週】

大月家

居間

ひなた「ホンマに かっこよかったわあ。」

五十嵐「いつまで言ってんだよ。」

ひなた「黍之丞!」

五十嵐「黍之丞かよ。」

ひなた「うそうそ。 伊織の方が もっとかっこよかった。」

桃太郎「僕も見に行く。」

錠一郎「おっ 珍しいな 桃太郎。」

五十嵐「招待券あるよ。」

桃太郎「2枚頂戴。」

ひなた「誰と行くん?」

桃太郎「小夜ちゃん。」

ひなた「えっ?」

るい「今日 来てたんや 小夜ちゃん。」

ひなた「そうなん?」

桃太郎「『一緒に行こ』言うたら 『ええよ』て。」

ひなた「あかん。 小夜ちゃん 大学忙しいのに。」

五十嵐「おじさんとおばさんも よかったら。」

錠一郎「あっ もちろん。」

るい「楽しみやわあ。」

桃太郎「おにいちゃん これもおいしいで。」

五十嵐「おっ。 頂きます。 おいしい!」

るい「よかった。」

商店街

五十嵐「これ ください。」

「500円です。 ありがとうございます。」

五十嵐「んっ。」

ひなた「えっ? 文ちゃん… ありがとう。 文ちゃん?」

五十嵐「拙者 家禄も僅か。 主君の覚えも めでたからず。」

回想

五十嵐「『されど…』。」

回想終了

五十嵐「されど…。

回想

五十嵐「『そなたを幸せにしたい』。」

回想終了

五十嵐「そなたを幸せにしたい。 ついてきてくれるか。」

ひなた「ハハ… 文ちゃん…。 えっ。」

五十嵐「今度は斬るなよ。」

ひなた「アハハッ もう 文ちゃん。」

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