連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第8話「1939-1941」【第二週】

お菓子司・たちばな

小しず「ごめんな…。 急に あねえなことに なってしもうて。」

安子「ううん。」

小しず「安子。 お願えじゃから 無理ゃあせんといてちょうでえよ。 みんな 安子に 幸せになってもれえてえ思ようる。 じゃけど 何が安子の幸せなんかは 安子にしか分からんのじゃからな。」

安子「うん。」

安子の部屋

ラジオ『「基礎英語講座」の時間です。 講師の堀 英四郎です』。

小しず「安子~。 ラジオ始まっとるよ。 入るよ? 安子…。」

安子『かならず今日中に帰ります 心配しないでください 安子』

水田屋・とうふ

小しず「お見合いのこたあ 無理ゅうせんでもええ言うたんよ。 安子の幸せが一番なんじゃから言うて。」

きぬ「あほじゃなあ おばちゃん。 そねえなん 余計 安子ちゃん 追い詰めるだけじゃが。 大丈夫じゃ。 夜にゃあ ちゃんと帰ってくらあ。」

小しず「きぬちゃん。 雉真 稔さんいう人のとこ?」

きぬ「何じゃ 知っとったんかな。」

小しず「その人んとけえ行ったんかな? 大阪の。」

きぬ「多分…。」

列車

(汽笛)

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