翌朝
弥市郎「帰るのか?」
なつ「すいません。 早く帰らんと みんなが心配するんで。」
弥市郎「目の前の森を まっすぐ行けばいいだけだ。 気を付けてな。」
なつ「はい。 本当に ありがとうございました。」
道中
<なつよ… その目に映るもの 全てに 魂を込めよ。>
柴田家
新牛舎
天陽「おはようございます!」
富士子「おはよう。」
天陽「あの… なっちゃんいますか?」
玄関前
富士子「照男!」
照男「俺のせいだ! 俺が行けって言ったんだ!」
富士子「待ちなさい!」
剛男「あっ… ほら…!」