店内
暢子「歌子…。」
歌子「お願いします。」
矢作「お前は駄目だ。 外は冷える。」
歌子「新装オープンです。 お願いします。」
暢子「でも…。」
矢作「座ってろ。 信じて座ってろ。」
歌子「おすすめは 沖縄そばです!」
暢子「はい…。」
玄関前
歌子「今日が 新装オープンです! 是非 食べていってください! あっ お願いします! 沖縄の味 ちむどんどんです。 沖縄の 本場の味です! よろしくお願いします!」
店内
(戸が開く音)
暢子 歌子「いらっしゃいませ。」
矢作「いらっしゃい。」
歌子「あ… こっ こちらにどうぞ。 こちらが ランチのメニューです。 あの おすすめは 沖縄そばです。 じゃあ お決まりになったら また。」
藤田「『じゅーしー』?」
歌子「ああっ ジューシーは 焚き込みごはんで 今日は イカスミのジューシーです。 おいしくて 栄養たっぷり。 そばと セットもできます。」
藤田「『沖縄そば じゅーしーセット』。」
歌子「かしこまりました。 沖縄そばセット お一つ。」
暢子「はい!」
矢作「はいよ!」
歌子「お待ちください。」
歌子「待たせしました。 沖縄そばセットです。」
藤田「これが そば?」
歌子「あっ… はい。 沖縄そばです。」
藤田「普通のそばと 全然違うね。」
歌子「はい。 あの… えっと…。」
藤田「頂きます。」
藤田「お勘定。」
歌子「はい。 600円です。」
藤田「ごちそうさま。」
歌子「ありがとうございます。」
藤田「あっ うまかったよ。」
(戸が閉まる音)
歌子「ありがとうございました。」
矢作「ありがとうございます。」
暢子「ありがとうございます。 フフッ…。」
(戸が開く音)
暢子「えっ…。」
客「3人。」
客「こっちは 2人。」
暢子「いらっしゃいませ。」
矢作「いらっしゃいませ。」
歌子「3名様 こちらで 2名様 こちらにお願いします。」
客「注文いい?」
歌子「はい。」
客「俺は 沖縄そば。」
歌子「はい。」
客「あっ 俺も同じやつ。」
歌子「お二つ。」
客「俺はね ソーミンセットで。」
歌子「かしこまりまりました。」
客「よろしく。」
歌子「沖縄そば お二つ ソーミンセット お一つ お願いします。」
暢子「はい!」
矢作「はいよ!」
歌子「お決まりですか?」