マンション
春日宅
野本「すごい量。 手巻き寿司パーティーって感じするね。」
春日「代わりましょうか?」
野本「あ~ 大丈夫 大丈夫。 あ じゃあ そのいりごま 入れてもらってもいいですか?」
春日「はい。」
野本「後で 年越しそばもありますからね。」
春日「楽しみです。」
野本「盛りだくさんですね。 よし じゃあ できた! では始めましょうか。」
春日「はい。」
2人「いただきます。」
野本「ん~…。」
春日「まぐろ おいしいですね。」
野本「うんうん…。 うん おいしい。 どうですか?」
春日「合いますね。」
野本「よかった。 このジンも お刺身に合って おいしいな~。」
春日「今日ペース速くないですか?」
野本「うん だって… 楽しいし おいしいし…。 あ このあと『紅白』とか何か見ます? そういえば 私 何年も見てないかも。」
春日「確かに いつもなら 何だかんだ見てますね…。 このまま 朝まで起きてて 初日の出 見に行きませんか?」
野本「え?」
春日「ここからだと 三浦海岸か 湘南のサザンビーチとかが 日の出スポットだと思います。 私 今日 お酒飲んでないですし 車出します。」
野本「最高じゃないですか…。」
野本「えっ じゃあ 映画とか見て 朝まで時間 潰しましょう! おすすめしたいね 料理系ドキュメンタリー映画があって! あ じゃあ あとで着替えてこようかな 楽なのに。 いいですか? あと お菓子とかも持ってきて。」
春日「はい そうしましょう。」
野本「はい。 あ 食べましょう。」
野本「今年も あっという間でしたね~。」
春日「はい。 野本さんと出会ってから 本当に あっという間でした。」
テレビ『結果が出たようですね』。
『さあ いよいよですよ』。
『今年の締めくくり。 勝ったのは 白組か 紅組か。 優勝は』。
『どちらでしょうか』。