連続テレビ小説「ちゅらさん」107話「家族の風(かじ)」ネタバレ

一風館
ダイニング

柴田「じゃ… 読みます。『一風館の皆様 せっかく 私のために集まって 別れの会を開いてくれるというのに 逃げるように去っていく わがままを お許し下さい。 どうも そういう席は てれくさくて 苦手です。 本当に 申し訳ない。 ですが お世話になった皆さんには ひとこと お礼と お別れが 言いたくて ペンを取りました』」

ちゅらさんの画像

柴田「『池端容子さん… あなたの ほがらかで おおらかな笑顔が 私は 大好きだった。 仕事を愛し誇りを持ち 恵里ちゃんや 真理亜ちゃんを 妹のように かわいがる そんな あなたを 2人とも 頼りにしている。 2階の3人は とても すてきな関係だと思います。 これからも 頑張って下さい。 ただし 余り お酒を 飲みすぎないように』」

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柴田「『柴田幸三君… きみは いい男だ。 きみのような男は いつか必ず 幸せになれる。 そうでなくては 世の中 間違っている。 私は そう思う。 ただ これからは もっと 自分を 出しなさい。 きみは 人のことを考えすぎて しまうところがある 世話になりました』」

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柴田「『上村文也君 きみと恵里ちゃんが 結婚すると聞いた時 私は 本当に うれしかった。 世の中 まだ 捨てたもんじゃないという気持に させてくれた。 ありがとう かつて 医者だった者として もっと きみと話がしたかった。』」

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柴田「『それが 残念です だが 短い間だったけれど きみを見ていて 私には分かる。 きみは いい医者に なれる。 確かな技術を持ち そして 患者の痛みも 分かる。 そういう医者に きみは きっと なれる。 頑張って下さい 恵里ちゃんと お幸せに』」

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柴田「『古波蔵恵達君』」

恵達「はい。」

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柴田「『きみには 頼みがある。 私のオーディオや レコードを 譲りうけてもらえないか? 息子の家に持ち込む訳にもいかん。 さすがに 捨てるのは忍びない。 私は クラシック音楽が 好きだった。 だが 音楽というものには ジャンルとか 世代とか そんなものは ないんじゃないだろうか。』」

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柴田「『きっと 私が聴いてきた音楽だって きみにとって 無駄には ならないと思う。 そして きみは そんなふうに どんな人でも楽しめる 感動できる そんな音楽を作ってほしい。 きみなら 出来る。 ロックのことは 私には 分からない。 だが… 恵達君の優しさが にじみでているロックが 私は好きだった。 頂いたCDは 大切にします。 私の宝物です』」

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柴田「『そして… 古波蔵恵里さん。 あなたには 本当に ビックリさせられた。 今どき こんな子が いるのかと ビックリさせられどおしだった』」

恵里「島田さん…。」

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柴田「『きみのことは もう とても 手紙では 語り尽くせない。 でも 恵里ちゃん… 本当に ありがとう。 私は きみの お陰で 一度 捨てた人生を取り戻した きみの お陰で 人と触れ合う事の 楽しみや喜びを もう一度 感じることが できた。』」

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柴田「『きみが来てからの一風館は 本当に 楽しかった。 本当に 本当に 楽しかった 天職である 看護婦の仕事 頑張って下さい。 きみなら 大丈夫。 それでは 皆さん お元気で さようなら 島田大心』」

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