連続テレビ小説「なつぞら」第143話「なつよ、この十勝をアニメに」【第24週】

あらすじ

マコプロダクションでは連日、なつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)を中心に「大草原の少女ソラ」の制作が進んでいく。時に、泰樹(草刈正雄)の姿を想像しながら原画を描き続け、忙しいながらも充実した日々を過ごすなつ。そんな中、声優のオーディションが行われ、咲太郎(岡田将生)の事務所に所属する蘭子(鈴木杏樹)やレミ子(藤本沙紀)の配役が決まっていく。そして、ついに放送日がやってきて…。

143ネタバレ

坂場家

リビング

坂場「君の実体験と重ねるように 描いてもいいと思ってるんだ。 そうしなければ 君と作る意味がないとも思ってる。」

なつ「飛び出してくるのはどう? 少年は 初めて涙を見せる。」

マコプロダクション

坂場「孤児となったレイは ソラたち家族と一緒に 新天地に向かって 旅をすることになる。」

陽平「その少年も 主人公の家族として 育っていくという話?」

なつ「そうです。 ソラとレイ この2人の成長を通して 開拓者家族の物語を描きたいんです。」

<なつは 時間に追われながらも 充実した毎日を送っていました。>

なつ「戻りました。」

麻子「買い出し ご苦労さま。 重かったでしょ 優ちゃん。 ありがとう。 あっ 重いね…。」

桃代「あっ いいね 優ちゃん 色のセンスが ママとそっくり。」

優「モモッチのも すてき。」

桃代「ありがとう。 やっぱり あんたとも センス合うのね。」

なつ「モモッチ 悪いね。」

桃代「いいわよ。 そっちが進まなきゃ こっちは 出番来ないんだから。」

麻子「お待たせ! マコさん特製のナポリタンです!」

(歓声)

なつ「え~ 本場の味ですか!?」

麻子「イタリアに ナポリタンはない。」

(笑い声)

麻子「優ちゃん どうぞ。」

下山「早く食べましょうよ。」

録音スタジオ

<イッキュウさんの アイデアで 登場人物たちの 声優は オーディションで選ぶことになりました。>

スピーカー・坂場『以上です ありがとうございました』。

「ありがとうございました。」

「お疲れさまです。」

坂場「次の方 どうぞ。」

白本『父さん 母さん あそこ! 人が流されてる!』。

スピーカー・坂場『はい。 え~ 次は もっと必死になって 助けを求めるように セリフを言って下さい』。

白本「はい。 『生きてる! 生きてるわ 父さん! 助けを呼んでる! 早く! 早く助けなきゃ! 父さん!』。

スピーカー・坂場『ありがとうございました』。

白本「ありがとうございます。」

坂場「いいですね。」

麻子「いいと思う。」

なつ「ソラの声を聞いた気がした。」

咲太郎「だろ? 俺は 台本 読んだ時から もう彼女の声しかないと思ったんだよ。」

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