連続テレビ小説「ちゅらさん」14話「やまとの誘惑」ネタバレ

勝子「え~!」

ハナ「あんたも 間の悪い男だね。」

島袋「は?」

恵文「島袋君だったね。」

島袋「はい…何でしょう?。」

恵文「念のために 聞くけどさ 工場の経営は 順調?」

島袋「ええ まあ 細々ですが 順調にやってます。」

恵文「はいはい… 家族は いるの?」

島袋「いやぁ これが独りもんで でも 気楽なもんですよ。」

恵文「そうかねぇ。 それは よかった なあ!」

勝子「え? ねえ よかったね!」

島袋「『よかった』って 何が?」

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恵文「それなら ちょっとぐらいね!」

ハナ「そうそう ちょっとぐらいね!」

恵里「ご飯 ご飯…。」

島袋「『ちょっとぐらい』何です?」

ハナ「いつでも いらっしゃいね。」

島袋「ありがとうございます。」

ハナ「これから 長~い つきあいに なるからさ。 はい!」

島袋「『長~い』?」

恵文「うん そうよ。 とっても長いさぁ!」

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帰り際

島袋「なんか 不安なんですけど…。」

勝子「島袋君。」

島袋「はい?」

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勝子「ごめんね 恵尚 消えてしまったさ。」

島袋「え~っ!」

勝子「でも大丈夫 私が払う ちゃんと…。 すぐにって訳に いかないし 分割になるんだけど 必ず 払うから…。」

島袋「そうですか 消えましたか 分かりました。」

勝子「ごめんね。」

居間

勝子「お母さん。 恵尚は 気づいてしまったのかね あの事?」

ハナ「ああ そうかもしれんね。」

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恵里「『気づいた』って 何を?」

勝子「余計な事したのかね? 私…。」

恵文「そんな事 ないよ。」

恵里「ねえ 何の事?」

勝子「あのね…。 『売れた 200いくつ』っていうのは ほとんどが 比嘉の家の親せきな訳…。」

恵里「え?」

恵達「ウソ じゃあ 実際 売れたのは いくつ?」

勝子「合計で 7ぐらいね。」

恵達「うわ…。 1万個 作って たった70個?」

ハナ「だから 会わす顔が なくなったんじゃないかね?」

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恵里「そんなの おかしいさ 家族なのに。 兄い兄いも 兄い兄いだよ。 あれだけ 頑張ろうって約束をしたのにさぁ。」

恵達「そうだよね…。」

恵文「男は 傷つきやすい生き物さ。 うん 分かるな 恵尚の気持ちは…。 ちょっと 仕事 行ってくるからね」

勝子「はい… 恵文さん…。」

恵文「何?」

勝子「本当に すみませんでした。」

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