縁側
恵里「びっくりしたね。」
恵達「うん… びっくりした。」
恵里「うん… びっくりした。」
恵達「うん… びっくりした…。」
恵里「うん… お父さん!」
恵達「ん?」
恵里「すごいね 恰好いいさぁ。」
恵達「うん… 恰好いいね。」
恵里「見直したさ 私。」
恵達「俺も ちょっと 見直した。」
恵里「最高さ ウチのお父さん。」
恵達「最高かどうかは 分からんけど。」
恵里「最高さ!」
恵達「でもさ そうやって 笑顔になってるけど 何も問題は 解決してないんだからな。 ゴーヤーマンは 山積みだし 借金 増えてるし 分かってる?」
恵里「そんな事いいの。 なんくるないさ!」
恵達「なんとかならないっていうのに そういうところが ウチの家族はさ。」
恵里「最高さ ウチの家族は! 最高さ ウチのお父さんは!」
恵達「おい! …ったく子供だね。」
叫ぶ恵里w
恵里「お父さん 最高!」
一方恵文
一同「行こう!」
恵文「はい。 皆 焼けてるね。」
客「本当は 色 白いんだよ 見たい?」
恵文「見たい見たい!」
客「チラ!」
恵文「うわ!」
後部座席の客「チラ!」
恵文「わぉ! もう あれだねえ メーター止めちゃおうかね!」
客達「やった! イェイ!」
恵文「出発進行!」