一風館
サロン
容子「どうなのかな? 和也。」
祥子「大丈夫ですよ きっと治って 元気に帰ってきますよ。」
みづえ「そうね。」
島田「いまごろは 真っ黒に 日焼けしてるかも…。」
柴田「そうですよね 早く帰ってくるといいな。」
真理亜「でもさ…。」
容子「ん?」
真理亜「難しいのでは? やっぱり。 ごめん。」
古波蔵家
やっと勝子さんと恵文が小浜に来るようだね 早く おいでよ
勝子「文ちゃん 早く早く!」
恵文「はい はい はい!」
勝子「遅れてしまうよ。」
恵文「はい はい 準備OKさ。」
恵尚「行っておいでね。」
恵文「留守は頼んだよ 恵尚。」
恵尚「はい。 恵理や和也に よろしくね。」
勝子「うん 頼んだよ。」
恵尚「俺 生まれて初めてかな? 1人で留守番するのは。」
勝子「そうかもね?」
島袋「何 言ってる! お前は 1人ではないさ 恵尚!」
恵尚「はぁ~!」
勝子「じゃあ 行ってこうよね。」
島袋「行ってらっしゃいね。 留守は 任せてね。」
恵尚「うるさいな! お前は!」
島袋「何がよ?」
恵文「じゃあね!」
勝子「じゃあね!」
島袋「行ってらっしゃい!」