連続テレビ小説「ちゅらさん」156話「命(ぬち)どぅ宝(最終回)」ネタバレ

聡子「たいした事じゃないわね それは!」

恵文「ま 今のは忘れて 話 戻そうね。」

勝子「そうだね。」

島田「あの 私が倒れたという事が 恵理ちゃんを 看護婦に 結びつけたのでは?」

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柴田「でも それは 恵理さんのために 倒れた訳では ないですよね?」

遥「私の存在は かなり大きかったと 思うんですよね。 でも いいや。 やっぱり いいです。」

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真理亜「やっぱり 私かな。 なんと言っても あの時に 恵理を 小浜に連れてきた功績 これ 大きいよね。」

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恵理「そうですよね。」

真理亜「でしょう?」

容子「悪いけど 私かな。 沖縄と東京の橋渡しをしたのは 私。」

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恵理「はい。」

みづえ「私が許可しなかったら 一風館に 住めなかった訳です。」

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容子「みづえさん そうきたか。」

琉美子「私が東京の大学 受けてないと この子 東京へ行ってない。」

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恵理「あ そうかもしれないね。」

琉美子「そうさ!」

兼城「話 戻すようだけど 俺の東京の存在は 大きかったと思う。」

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恵達「やっぱり この姉え姉えを ずっと 支えてきたのは 僕でしょうね。 僕がいなかったら この人は 今 どうなっていたかねぇ。」

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恵理「そう?」

恵達「『そう?』って 何ね? それは。」

恵尚「俺は…!」

恵文「うん。」

恵尚「あ… 特にありません。」

恵文「あらま!」

奈々子「看護大学の費用を 出したのでは?」

恵理「そうさ 兄い兄い。」

恵尚「そうか! とりあえず あってよかった。」

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文也「参加資格あるかどうか わからないけど やっぱり 僕も…。」

静子「文也はダメよ。 私が小浜に 連れてこなかったら 恵理ちゃんと あってない訳だし。」

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文也「いや それはさ。」

静子「私の存在は 大きいと思う。 こんな物分かりのいい お姑いない。」

恵理「はい そうですよね。」

静子「そうでしょう?」

恵文「恵理。 お父さん 前にも言ったけど ここで 民宿やろうと 言い出したのは お父さんだからね。 そこんとこよろしくね。 お母さんもおまぁも反対だった訳。 やっぱり お父さんでしょう ねえ。」

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勝子「でも 恵理を産んだのは この私。 やっぱり 私でしょう ねえ。」

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恵文「何ねそれは。 それを言い出すなら。」

勝子「何か文句あるの 文ちゃん!」

恵文「はい すみません。」

(一同の笑い)

ハナ「それを 言いだすなら やっぱり このおばぁかね。 おばぁがいなかったら この恵文も 産まれていいなかった訳だし。 だから おばぁだねえ。」

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恵理「ほお なるほど!」

真理亜「じゃあ 一番は おばぁという事で よろしいですか? 皆さん。」

ハナ「ありがとうね! ありがとうね!」

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恵理「一体 何なのかね? これは。」

恵文「そろそろさ!」

恵達「出たな 唯一の取り柄が。」

恵文「恵達! ま いいか。」

恵尚恵尚「いよ! 待ってました!」

容子「ちょっと 待って下さい!」

勝子「あ! どうしたの? 容子さん。」

容子「習ってるの 最近。」

恵文「それは やっぱり俺の事が好きで?」

容子「いえ 三線の音が好きで。」

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恵文「あ やっぱりねぇ。」

勝子「バカだねぇ!」

一同「おお!」

容子「ハイ!」

恵文「ああ! たった一つの取り柄がよ!」

容子「失礼しました。」

(拍手)

恵達「やっぱり 最後は 俺でしょうかね。 最近出した曲なんですけどね。」

恵理「何か 東京では 全然ダメだけど 沖縄で 少しだけ売れたという曲?」

恵達「うるさいな!」

祥子「泡盛のCMソングに 決まったんです。」

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恵理「へえ すごいね!」

恵尚「すごいよ それは。 なぁ 正一! 何 寝てる?」

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島袋「ん?」

恵達「最近は 沖縄テイストの曲も 入ってるから 聴いてもらおう。」

一同「おう!」

恵理「和也! あんたの名前 決める時にどっか行ってた 恵達おじちゃんが 歌うってよ!」

恵達「それ やめろって!」

恵理「べ~だ!」

文也「一生 言われるよ 恵達。」

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恵達のライブ

恵達♪「おめでとうから  ありがとうまで 祝え 今夜は かりゆしの夜 月の下で 冷たい雨に 泣いた あの日が 今は なつかし かりゆしの夜 歌い明かそうよ スリーヨ ハリーヨ 歌おうよ イヤササ イヤササ ティーリ」

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いやぁ すごい ゆんたくだったねえ。 ずっと 朝まで続いたさ

恵達♪「イヤササ イヤササ かりゆしの夜よ」

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恵理「何か こうしてると 不思議だねぇ。」

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文也「うん そうだね。」

恵理「文也君。」

文也「ん?」

恵理「生きてるって 楽しいね。」

文也「うん。」

恵理「楽しいさ 生きてるって! 楽しいさぁ!」

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ハナ「『ちゅらさん』を見て下さった皆様 本当に ありがとうねぇ。」

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ハナ「どうか『ちゅらさん』の事 恵理の事 皆の事。 それから 沖縄の事を どうか どうか 忘れないでくださいね。 では 皆さん ちばりよ! ちばめそりよ!」

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恵理「また 会おうね!」

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ちゅらさん2-1話

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