楽器屋
ギターを眺める恵達
妄想
妄想終了
恵達「バイトしよう。」
古波蔵家
恵文「いい女だったねぇ…。」
勝子「誰が?」
恵文「今日 乗せたお客さんさぁ。 あれ いい女だったなぁ。 キャリアウーマンというのかねぇ。」
勝子「どうせ 私は 農連市場の女だから。」
恵文「あら いや そうじゃなくて 泣いてさぁ タクシーの中で…。 その泣いた顔がさぁ。」
勝子「泣きたいのは こっちさ。」
家計簿を見せる勝子w
恵文「いや だからよ。」
恵里「ただいま!」
勝子「お帰り。」
恵里「私さぁ。」
家計簿を見る恵里
勝子「あ…。 何 それ?」
恵里「あのさ アルバイトしようかと思って。」
勝子「アルバイト?」
恵里「うん。」
ハナ「偉いねえ 恵里は。」
恵里「え? 偉いって…。」
ハナ「あんたも 見習いなさい!」
恵文の頭を叩くハナw
恵文「痛いなぁ おばぁは はいはい…。」
恵達「ただいま。」
恵里「あ!」
恵達「ん? あ…。」
勝子「恵達 あんたも アルバイト?」
恵達「まあ そうだけど…。」
勝子「ありがとうねぇ 2人とも。 そんなに 家の事 考えてくれて ありがとうね お母さん うれしいさ。」
恵里「ハハハ そんな…。」
勝子「でもね 恵里も 恵達も 進学の事とか 心配しなくていいからね。」
恵里「あ うんうん。」
ハナ「それに 比べて お前は!」
恵文「痛いだろ。」
2人とも 言いだせなくなって しまったのでした。
恵里は 東京へ行くため 恵達は ギターを買うための アルバイトだった事 そして…
アルバイト
カメラマン「はい 皆さん レンズを見ましょうね はい。」
恵里「バタ~!」
カメラマン「はい ありがとうございました。」
恵里「ありがとうございました。」
恵達「何で 同じバイトになってしまったんだろうなあ。」
恵里「記念写真は どうですかぁ? 沖縄の思い出に 1枚どうですか? 沖縄の思い出に 記念写真は いかがですか?」
バスの時刻表を見る容子に話しかける恵里
恵里「あ 食べますか これ。 これ おいしいですよ。 はい。」
容子「あ どうもありがとう。」
恵里「いいえ バスですか?」
容子「全然 訳 分からなくて。」
恵里「ああ 分からないですよねぇ 私 見ましょうか。」
容子「どうも。 (バランスを崩す)あ~!」
容子「ごめんなさい どうも。」
落とした書類を拾う恵里
容子「ごめんなさい。」
恵里「あ!」
容子「え?」
恵里「これ…。」
容子「ん?」