一風館
勝子☎「おめでとうね!」
恵里「ありがとう! ありがとうね!」
古波蔵家
恵文「恵里の合格を祝って乾杯!」
一同「乾杯!」
ハナ「さすが 私の孫だね。」
恵文「でも 4年も学生寮に入るのか? 寂しいね いつ帰ってくるのかね 恵里は。」
勝子「どうかね 帰ってこないかもね。」
恵文「めでたいけど つまらんさ。 女子寮に 遊びに行こうかね。 一ぺん入ってみたかったさ。」
ハナ「スケベ!」
恵文「何を言うか。 今のは 寂しさを紛らわせようと 言っただけさ。」
ハナ「お前が言うと 本当に聞こえるさ。」
ゆがふ
兼城「恵里ちゃん合格おめでとう。」
恵里「ありがとうございます。」
兼城「皆さん 召し上がって下さい。」
兼城「今日は主役なんだから 座って。 柴田君 手伝うわ。」
柴田「そうですよ!」
恵里「皆に食べてもらいたくて…。 店長も座ってて下さい。 恵達! あんた手伝って お酒 持ってって。」
恵達「おう。」
時間が経過し
柴田「あの… 恵里さん これは 僕の気持というか お祝い。 貯金箱 5円玉が入ってます。 ご縁が ありますように。」
恵里「ありがとうございます。」
容子「プレゼントタイム もう始めちゃうの きみ。」
柴田「プレゼントタイムって?」
容子「私は ハンドバッグ。 大人っぽいやつ。」
恵里「うわ! ありがとうございます。 容子さん。」
兼城「恵里ちゃんが 20歳になると聞いて これ 20年ものの泡盛よ。」
恵里「すごい!」
兼城「一緒に飲もうね!」
恵里「ありがとうございます。」
みづえ「私は島田さんと一緒に お花。」
恵里「ありがとうございます。」
島田「いい看護婦になってくれよ。」
恵里「皆さん ありがとうございます。」
真理亜「あ~っ! はい あげるわ。」
恵里「ありがとうございます。 大事にします。」
恵里「皆さん 東京に来てから お世話になりました。 本当に ありがとうございました。 私は 本当に幸せ者だと思います。」
恵里「一風館に住めて 皆さんに温かく 家族みたいにしてもらって 管理人さん 島田さん 容子さん 真理亜さん 柴田さん。 本当に ありがとうございました。 そして 店長 最初から最後まで わがままばかり申し訳ありません。」
兼城「何 言ってる これからも 遊びに来てよ。」
恵里「はい ありがとうございます。」
みづえ「寂しくなるわねぇ。」
恵達「僕は いますので 今までどおり よろしく お願いします。」
容子「かわいがってあげるわね。」
兼城「記念写真 撮ろう。 カメラ準備してる。 立って!」
恵里「みづえさん!」
兼城「はい! ゴーヤー!」