そして 昨夜 容子さんや真理亜さんには あんなふうに言ったけど 自分は文也君に会っても平気なんだろうか。 本当は 少し自信がありませんでした
(目覚まし時計のベル)
恵達「姉え姉え。 もう行ったのか。 だったら 止めてけよ。」
北栄総合病院
ナースステーション
聡子「やっぱり 来たなあ!」
恵里「はい おはようございます。 やっぱり 新館は きれいで 気持ちいいですねぇ。 今日から よろしくお願いします。」
聡子「はいはい 頑張ってね。 それにしても 早いわね。」
恵里「はい なんか 寝られなくて。」
聡子「へえ~ あなたがねぇ。」
小児科病棟
奈々子「ここが 小児科病棟です。」
初日は 仕事は しませんでした。 オリエンテーションというそうですが 一日中 病院の仕組みや仕事の説明 心構え そんな事を聞くのが 初日から3日間 続いたのでした。 いゃあ 大変だねぇ
入院中の子供の母親とぶつかる恵里
恵里「ごめんなさい。」
母親「いえ。」
奈々子「古波蔵さん!」
恵里「あ はい。」
通路
文也「あ!」
遥「知り合い?」
文也「うん…。」
68話へ