連続テレビ小説「ちゅらさん」85話「古酒(くーす)で乾杯!」ネタバレ

島袋「はい ありがとうございます。 今日は 何なんですか?」

勝子「島袋君。」

島袋「はい。」

勝子「悪いけど 少し黙って 座ってくれる?」

恵尚「ブッ!」

勝子「黙って。 分かった?」

ちゅらさんの画像

島袋「はい すみません。 黙って…。」

勝子「いい? 皆 黙って 黙って 恵里たちの話を 今から 聞きます。 黙ってだよ 分かった?」

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勝子「じゃ どうぞ。」

文也「はい。 あの… あのですね 僕たち…。」

誠「こんばんは!」

(戸が開く音)

恵尚「誰?」

誠「こんばんは!」

琉美子「こんばんは。」

誠「あら ホントに いるな 恵里。」

恵里「何で? どうしたの?」

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誠「いや 那覇空港でよ『恵里 見かけた』っていう 電話 もらってさ。」

琉美子「それで『行ってみよう』って。 ね。」

誠「おう。 あ どうも。」

琉美子「どうもこないだは…。」

真理亜「どうも…。 何なの? この家は いったい。 集会所?」

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誠「あら?」

琉美子「恵里 ひょっとして…?」

恵里「文也君だよ。」

誠「は?」

琉美子「本当に? え てことは 何?」

恵里「文也君 前に話した 友達の 琉美子と 野球部のキャプテンの誠。」

文也「ああ どうも はじめまして。」

琉美子「どうも…。 ほら ちゃんと あいさつしなさい。」

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誠「どうも…。」

文也「どうも…。」

琉美子「何ね? その顔は。 怒るよ!」

誠「はい。 あれ? 誰? この人。」

恵尚「あ これはよ 島袋っていって 島袋製作所っていう ほんの小さな工場やってる。 気にしないで いいよ。」

島袋「何ね? それは 恵尚。」

誠「あ ゴーヤーマン 作った人?」

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恵尚「そう。 俺はよ『絶対 売れない』って 言ったのによ。」

島袋「お前 それは ないだろ?」

勝子「ああ! もう! 黙っててって 言ったでしょう!」

恵尚「はい。」

島袋「はい すみません。」

勝子「誠君も 琉美子ちゃんも 黙って 何も しゃべらないでちょうだい。 そこに 座って。 いい? 黙ってだからね。 皆 分かった?」

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勝子「じゃ… 黙ってよ。 どうぞ。」

恵里「『どうぞ』って 言われてもさぁ。 何で こうなってしまうわけ?」

文也「恵里 大丈夫。」

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