あらすじ
なつ(広瀬すず)が、天陽(吉沢亮)の家にたどり着いていないことを知り、あわてる柴田家の面々。しかしすぐに、弥市郎(中原丈雄)の家で一夜を明かしたなつが帰宅し、安心する。心配して柴田家を訪れた天陽に対し、なつはアニメーターになりたいことを打ち明ける。そのため天陽は、なつへの思いを伝えることができなくなってしまう。その夜、なつは家族を前に、今の思いを伝えるが…。
38話ネタバレ
柴田家
玄関前
富士子「照男!」
照男「俺のせいだ! 俺が行けって言ったんだ!」
富士子「待ちなさい!」
剛男「あっ… ほら…!」
天陽「なっちゃん…。」
菊介「いかった… いかったあ!」
悠吉「なっちゃ~ん!」
台所
明美「あっ なつ姉ちゃん!」
富士子「明美 お風呂たこうか。」
菊介「あっ 俺やります。」
悠吉「牛も ほっとけねえべ。」
なつ「あっ 私は大丈夫だから。 牛を お願い。」
悠吉「ああ。」
照男「どこに行ってたんだ?」
なつ「森に住む 彫刻家の親子に助けてもらった。」
照男「何言ってんだ?」
富士子「彫刻家?」
なつ「うん。」
剛男「阿川さんかい?」
なつ「知ってるの? 父さん。」
剛男「あ… そういう人がいるってことは…。」
夕見子「どしたの? 一体。」
富士子「話は あとあと! とにかく 体あっためなさい。」
なつ「天陽君も 心配して来てくれたの? ごめんね。」
天陽「いや 心配したけど なっちゃんが無事なら よかったよ。」
なつ「じいちゃん… いろいろと ごめんなさい。」
泰樹「うん… いや…。」
なつ「みんな 心配かけて ごめんなさい。 私は このとおり ちゃんと生きてるから。」