連続テレビ小説「花子とアン」第91回「あなたがいる限り」【第16週】

あらすじ

はな(吉高由里子)から「会わせたい人がいる」と電報をもらい、驚く吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)。うわさを聞いたリン(松本明子)とともに安東家で待っていると、はなが英治(鈴木亮平)を連れてやってくる。酒をくみ交わすうちに英治を気に入った吉平は、自ら娘を嫁にもらってくれと言いだし、一同は笑いに包まれる。ところが吉平は酔った勢いで「はなは英語の辞書をくれた男にひどい目にあった」という話をし始め…。

91ネタバレ

かよ宅

居間

英治「僕の人生には あなたが必要なんです。 結婚して下さい。」

はな「ありがとうございます。 よろしくお願い致します。」

かよ「お姉やん… よかったね…。 本当によかったね…。」

安東家

郵便配達員「電報です。」

吉平「おお~。 大みそかに ご苦労さんでごいす。」

ふじ「ご苦労さんでごいす。」

吉平「おお! はなからだと。」

ふじ「はなから?」

吉平「『会わせたい人がいる』だとう。」

ふじ「てっ。 会わせてえ人…。」

居間

はな「おとう。 おかあ。 ただいま帰りました。 どうぞ。」

英治「お邪魔します。」

はな「父と母です。」

英治「初めまして。 村岡英治です。」

ふじ「はなの母でごいす。 あ… あんたも挨拶しちゃあ。」

吉平「はなの父でごいす。」

リン「お隣の木場リンでごいす。」

はな「朝市のお母さんよ。」

英治「そうですか…。 花子さんは この家で育ったんですね。」

吉平「『花子』?」

ふじ「『花子』…。」

リン「はなずら。」

英治「あ…。 これ つまらないものですが よろしかったら。」

吉平「ああ ほうけ。 お宅は 印刷会社をやってるだか。 ほれじゃあ はなの出版社の本も 印刷してるだか?」

英治「はい。」

はな「村岡さんは 私が翻訳してる『王子と乞食』の 挿絵も描いて下さってるの。」

吉平「へえ~! あの挿絵描いたの 君だったか!」

ふじ「あれは いい絵だったじゃんね~!」

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