連続テレビ小説「花子とアン」第93回「あなたがいる限り」【第16週】

あらすじ

祝言から一年半。安東はな改め村岡花子(吉高由里子)は、おめでたですっかりおなかが大きくなっていた。甲府から届いた手紙には、吉平(伊原剛志)が考えた女の子の名前ばかりが書いてあり、英治(鈴木亮平)とはなは思わず笑ってしまうが、平祐(中原丈雄)はまずは跡継ぎとして男の子を産んでもらうと言いだす。一方カフェーでは、龍一(中島歩)が蓮子(仲間由紀恵)からの手紙に目を通していた。そこにはある重大な決意が…。

93ネタバレ

式場

森「生涯 愛する事を誓いますか?」

英治「はい! 誓います!」

花子「誓います。」

<甲府で祝言を挙げてから 1年半たちました。>

1921年(大正10年)・夏

村岡家

玄関前

<安東はな 改め 村岡花子です。>

花子「いい天気だね…。」

<あら? もう おめでたですか?>

はな「花子… フフフ。」

居間

(風鈴の音)

ふじ『はな。 元気にしてるけ? 無理して仕事してねえけ? くれぐれも 自分の体と おなかの赤ん坊を 大事にするだよ』。

吉平『…と おかあが言ってる。 ボコの新しい名前を考えたので 送ります。 父』。

英治「手紙 何だって?」

花子「おとうが 子どもの名前 考えたからって。」

英治「へえ。 女の子の名前ばっかりだね。」

花子「そうなの。 孫も 修和女学校に 入れたいんですって。 まだ どっちが生まれてくるか 分からないのに 困った おじぃやんですね~。 でも あなたが女の子だったら 絶対に 名前には 『子』を付けてあげますからね。 『子』。」

(戸が開く音)

平祐「邪魔するよ。」

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