嘉納「これで 安産間違いなしじゃ。 ハハハハハハ!」
花子「はあ… ありがとうございます。 嘉納さん そんなに大勢に 安産祈願なさったんですか?」
蓮子「よそに 女の人が 大勢いらっしゃるから。」
嘉納「男の甲斐性たい。 ハハハハハ。」
蓮子「ねえ あなた。 赤ちゃんが生まれたら すぐに会いに来たいの。」
嘉納「蓮子のやつ また すぐに 東京に来ようとしちゃるとばい。」
蓮子「ねえ 来てもいいでしょう?」
嘉納「分かった。 分かった。」
蓮子「ありがとうございます。」
嘉納「え~ さあ そろそろ行くばい。 じゃあ はなちゃん またな。」
花子「ええ。 蓮様 是非いらしてね。」
蓮子「はなちゃん 赤ちゃんが生まれたら すぐに知らせてね。」
花子「私 元気な赤ちゃんを産むわ。」
蓮子「待ち遠しいわ。」
<この時 蓮子が駆け落ちの計画を 進めていたとは 知るよしもない花子でした。>
蓮子「遠慮しないで。」
花子「そんな…。」
<ごきげんよう。 さようなら。>