あらすじ
糸子(夏木マリ)のもとに優子(新山千春)の娘で15歳の里香(小島藤子)が来ている。里香は髪を染め化粧をし高校へ行こうとしない。優子は一流ブランドのデザイナー兼社長で、里香の将来を悲観して電話をよこすが糸子は取り合わない。直子(川崎亜沙美)は世界をまたにかける有名なデザイナー、聡子(安田美沙子)はロンドンでブランドを持っている。糸子は今は中高年の客が多い洋装店で、忙しくも穏やかな日々を過ごしていた。
128回ネタバレ
岸和田商店街
(小鳥の鳴き声)
小原家
寝室
里香「ばあちゃん。」
糸子「…うん?」
里香「朝。」
糸子「う~ん うん う う~っ うっ!」
<おはようございます>
糸子「うっ は~ うっ は~ うっ は~! はあ~。」
<年を取りました>
糸子「こら 里香 あんたも 起きや! 聞いてんけ?!」
<72歳になりました。 72歳の朝は 忙しいです>
オハラ洋装店
(かしわ手)
糸子「おはようさんです。 今日も一日 どうか よろしゅうお願いします。」
仏壇
(鈴の音)
糸子「おはようさんです。 今日も一日 どうぞ よろしゅうお願いします。」
<いろんな人が すっかり あっちへ逝ってしもて>