連続テレビ小説「あまちゃん」112回「おらのハート、再点火」

純喫茶・アイドル

アキ「じゃ来んのか? ついにユイちゃん 東京さ来んのか?」

北三陸駅

ユイ「うん! 行く。」

純喫茶・アイドル

アキ「やった~!」

春子「うるさい!」

甲斐「失礼しました。」

アキ「ねえ ママ! 夏ばっぱとユイちゃん 東京さ来るって。」

春子「聞こえてたから。 あの こちらね CMプランナーの 萩尾さん。」

アキ「『しーえむ』?」

水口「『見つけて こわそう』見て 連絡下さったんだ。」

萩尾「神業ゼミナールという 予備校の イメージキャラクター 募集してまして。 クライアントも アキちゃんに興味示してるんで 是非。」

春子「はい。」

アキ「じぇじぇじぇ!」

(盆を落とす音)

甲斐「失礼しました~。」

春子「何よ。」

<ユイちゃんで思い出した。 おら 大問題を抱えでたんだ>

回想

アキ「先輩!」

種市「何だ 天野。」

アキ「お… おらと つきあってけろ!」

回想終了

アキ「種市先輩さ 告白してしまったんだ。 そして>

回想

種市「分がった。 よし つきあうべ。」

アキ「やんだ!」

回想終了

<自分がら告(こく)って 自分がら断ってしまった。 それなのに>

回想

種市「自分は 天野の事が好きだ。」

アキ「い いや いや! だって先輩は おらじゃなくて…。」

種市「ユイとは もう何でもない。 もう別れた。 返事は いつでもいい。 じっくり考えてけろ。」

アキ「やっぱ つきあってけろ先輩!」

種市「じっくり考えたか?」

回想終了

<結局どうなったんだ? おら 先輩と つぎあうのか? つぎあわねえのか?>

春子「問題ないよね アキ。」

アキ「へ?」

春子「今の話 聞いてたでしょ?」

アキ「はい。 全然聞いてないです。」

水口「CMの契約期間が1年間だから その間は 恋愛禁止だって。」

春子「うん 彼氏とか恋人とかいると まずいんだって。」

水口「しょうがないですよね。 キャッチコピーが『受験が恋人』ですもんね。」

萩尾「ええ。 そういったスキャンダル等が 出ますと 契約破棄になりかねないんで。」

<『じぇ!』も出ませんでした>

春子「でも いないもんね 彼氏とか。 全然大丈夫です。」

萩尾「よかったです。」

水口「じゃ 引き続き 恋愛御法度って事で。」

<うわ~ どうすべえ!>

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク