連続テレビ小説「あまちゃん」137回「おら、みんなに会いでぇ!」

そでがはま駅

アキ「じぇじぇじぇじぇじぇ!」

吉田「安部ちゃんがら 駅長が メールもらったんだ! でも みんな どこで待っていいか 分かんなくて『でも アキちゃんなら 北鉄さ乗るはずだ』って駅長が…。」

(歓声)

大吉「アキちゃん お帰り~!」

ヒロシ「お帰り~!」

アキ「ただいま。」

(歓声)

アキ「ただいま~!」

一同「お帰り~! お帰り アキちゃん!」

アキ「ただいま~!」

菅原「お帰り! お帰り!」

(歓声)

美寿々「アキが来た~!」

弥生「アキ~! よぐ帰ってきたな!」

アキ「弥生さん かつ枝さん…。

かつ枝「いがった! また会えて いがった!」

美寿々「つまんねがった! アキちゃんが いねえがら 毎日が つまんねがった~!」

アキ「美寿々さん 会いでがった…。」

勉「アキちゃん! あっ…。」

アキ「ただいま!」

勉「お帰り!」

ヒロシ「アキちゃん! 有名になっても 何も変わんないね!」

菅原「こら こら… ちょっと いいか? アキちゃん お帰り。」

(笑い声)

アキ「みんなも ちっとも変わんねえ! ホント ご無事で よがったです。」

花巻「んだな。 こごさいだ 連中は なんとが やってる。」

アキ「夏ばっぱは?」

花巻「え!? あ~ 夏さんは…。」

大吉「さあさあ 行くべ 行くべ!」

<『みんな ちっとも変わらない』。 そう アキは言いましたが ホントは ちょっと変わったなと 思いました。 うまく言えないけど 強さと明かるさが増したというか 笑っていられる事が うれしくてたまらない。 そんな笑顔でした>

天野家

アキ「みんな ホントに変わんないね。」

かつ枝「ふさぎ込んででも しゃあねがらな。」

弥生「ほれ まめぶ入れっど。 蓋 開けてけろ~! ほれ~!」

長内「うわっ 熱!」

(笑い声)

大吉「いや びっくりしたべ 駅さ着いたら 誰もいねえし 観光協会は まるで 廃墟だし!」

菅原「いや 廃墟は言い過ぎだべ 先輩。 あれでも だいぶ ましになったのさ。」

アキ「駅前の看板が外されでましたね。」

ヒロシ「あ~ 余震が多かったから。」

アキ「そうが… 大変だったんですね。 あれ? お母さんは?」

琴「パートさ戻った。『よろしぐ』って。」

長内「大変だったんだ 花巻ちゃん。 家 全部 流されて。」

鈴「アキちゃんさ 一目会いでえがら パート抜けてきたんだ。」

かつ枝「まあ おらとこもな ほぼ全壊だ。 今 親戚のうちさ 世話になってる。」

長内「仮設住宅 申し込んだんだが いつになるか。 ハハハハッ。」

大吉「線路もな まだ復旧のめどは立たねえし。」

菅原「アキちゃん ユイちゃん人気で 建てた 海女カフェも…。」

ヒロシ「菅原さん。」

アキ「え?」

大吉「とにかく これからだ。 何もかんも これからさ。」

かつ枝「んだな。」

今野「アキちゃん! あらららら… アキちゃん ホントに帰ってきた!」

磯野「天野 この野郎 なすて 連絡よこさねえ!」

アキ「ごめん いっそん!」

磯野「この野郎…。 おう! 見ろ これ! サンドウィッチマン 中村 雅俊 中に若貴コンプリート そして EXILEのヒロシ!」

ヒロシ「EXILEに ヒロシはいませんよ。」

磯野「えっ?」

栗原「いるのは HIROですよ。」

磯野「なっ…! んでも『EXILEの人ですよね』って 聞いたら『んだ』って 答えたもの。 うわ… だまされだ。」

<磯野先生は復興ボランティアでがれきの撤去に 精を出してるようです>

栗原「アキちゃん 写真見る?」

<副駅長の吉田さんと結婚した 栗原さんは 女の子を出産しました>

吉田「地震のショックで 予定日が早まったんだ。」

アキ「じぇ!」

吉田「新居も 水につかって 避難所から 病院さ運んで。」

菅原「まだ停電してたから 懐中電灯で照らして 出産したんだど。」

栗原「大変だった…。 でも その分 うれしかった。」

アキ「めんこい。」

弥生「アキ だんご なんぼ食う?」

アキ「3つ! いや 4つ!」

弥生「ほれ 3つ 4…。」

かつ枝「あ~ 落ちた 落ちた!」

弥生「4つ! ほれ食え!」

(笑い声)

<温かい笑い声に包まれながら アキは この家の主の不在について 考えずにはいられませんでした>

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