連続テレビ小説「あまちゃん」143回「おら、やっぱりこの海が好きだ!」

アキ「ユイちゃんと?」

種市「うん。 ユイは こっちが ユイの笑顔を見たくなるけど 天野は こっちが先に笑っちまう。 だから 2人がそろうと 最強っつうか 無限っつうか… お互いが お互いのアイドルっつうか 何か いい例えが ある気がすんだけど出てこねえ。」

アキ「ビールに枝豆みでえな?」

種市「いや あの もっと いい感じの…。」

勉「月と太陽でねえの?」

アキ 種市「…。」

勉「あっ カラオケ歌いま~す。」

アキ「えっ?」

種市「月と太陽か…。 そうかもしんねえ。 月を照らすために太陽があって 太陽に照らされるために 月があるもんな。」

アキ「先輩…。」

天野家

ユイ「なんだよ せっかく 気ぃ利かせたのに 何もなかったの?」

アキ「うん。 でも いろいろ話したよ。」

ユイ「話しただけ?」

アキ「うん…。 でも いい事 言ってたよ。 月と太陽とか…。」

ユイ「だから それは 勉さんが言ったんでしょ!?」

アキ「うん…。」

ユイ「…で いつまで いるんだっけ? 種市先輩。」

アキ「あ… お盆辺りまでどが言ってた。」

ユイ「辺りまでって…。」

かつ枝「あ~あ 早ぐ潜りでえな。」

弥生「お盆までの辛抱だ。」

ユイ「ざっくりしてんな! あのね アキちゃん ごめんね おせっかいかもしれないけどね もっと 自分勝手で いいと思うんだ。」

アキ「おら 割と 勝手な方だけど…。」

ユイ「こんな田舎で遠慮してたら あっという間に こうなっちゃうよ。 なりたいの!?」

一同「…。」

ユイ「失礼しました!」

アキ「大丈夫だ! 先輩 こっちさ帰ってきて 店 出すって言ってたし。」

ユイ「私の事 甘く見ないでよ。」

アキ「え?」

ユイ「アイドルは諦めたけど 女としては むしろ これからだと思ってるから。 アキちゃんの彼氏だから 今 スイッチ切ってるだけだからね。 すぐ入るからね スイッチ!」

アキ「…。」

ユイ「失礼しました~。」

<『怖(こえ)え~』。 アキは軽い戦慄を覚えました。 自分が かわいい事を知ってて 実際 かわいい女子には そんな恐ろしいスイッチが 内臓されているのか>

種市「自分(ずぶん) 今日やれて よかったですよ。」

磯野「いや 俺も うれしかった。 ホントに。」

<『考えないようにしてたけど ユイちゃんと先輩は つきあってた。 それは紛れもねえ事実だ』>

回想

種市「自分 ユイが好きなんだ。 つうか もう つきあってる! 正式に つきあってる! バリつきあってる! 遠距離恋愛だ! つきあってる! 正式い つきあってる! バリつきあってる! 遠距離恋愛バリバリだ!」

回想終了

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