連続テレビ小説「あまちゃん」16回「おら、友だちができた!」

足立家

功「文化祭の時だったかな。 他校の生徒がね わざわざ 天野を 見に来てね 整理券 配ったんだよ。」

ユイ「すごいじゃん!」

アキ「うん 何か でも 全然イメージできない。」

ユイ「だって きれいだもん アキちゃんのママ。」

アキ「あれ 何ですか?」

功「え? あ! あれはね 薪ストーブ。」

ユイ「この辺 寒いんだよ 5月まで 雪降るんだから。」

アキ「じぇじぇじぇ!」

よしえ「結局 一年の半分以上使うから 置きっ放しにしてるの。 さあ 食べて。」

アキ「うわ~ 頂きます。」

天野家

夏「静かだなあ。 誰か呼ぶか?」

春子「何でよ。」

夏「おめえ そんなに強かったか? 酒。」

春子「一緒に飲んだ事なんか ないじゃん。」

夏「そうか。 父ちゃんとも 飲んだ事ねえか。」

春子「ないよ。」

夏「ふ~ん。 何かよう。」

春子「無理して しゃべんなくて いいよ 別に。」

夏「おめえこそ 無理に つんけん しなくてもいいべ。」

春子「はあ?」

夏「昔なら ともかく 今なら 分かっぺ。 子を持つ 母の気持ちがよ。」

春子「まあね。 こんな 面倒くさくて 無愛想な娘を よく 飼いならしてたと 思うよ。 大したもんでしすよ 夏さんはね フフ!」

夏「…。」

春子「何か しゃべってよ。」

夏「うるせえなあ! 黙れったり しゃべれったり おら 24年間 ず~っと ずっと 黙って 暮らしてきたんだど。 急に リクエストどおりに しゃべったり 黙ったりできるか。 バカ者! 全く もう! あ~!」

春子「そりゃ すいませんでした。 さあ どうぞ! お代わり どうぞ。 はい。」

夏「はい。 あ おっとと!」

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