連続テレビ小説「あまちゃん」28回「おら、先輩が好きだ!」

弥生「じぇじぇじぇ!」

大吉「『春ちゃんへ 今日から交換日記を始めます。 付き合ってるわけでもないのに こんなのヘンだって思うかも しれないけど 僕は気にしない。 男女の間にだって 友情は 成立するよね』。」

菅原「先輩やめて!」

大吉「『なんでも好きなこと書いてね』だそうです!」

弥生「で… それに対して春ちゃんは?『髪を切った私に 違う人みたいと アナタは 少し照れたよう…』。あ あれ?」

吉田「歌詞ですね。」

大吉「んだ 松田聖子の『夏の扉』だな。」

春子「『なんでも 好きなこと書け』って いうからさ。」

大吉「『春ちゃんへ。 僕も松田聖子 大好きです。 でも 春ちゃんの方が かわいいと思います』。」

菅原「もう 死んでしまえばいいのに俺。」

大吉「それに対して 春ちゃんは?」

弥生「どれどれ。」

菅原「何で 弥生さんが読むの?」

弥生「『紅茶のおいしい喫茶店』。」

吉田「柏原よしえだ!」

大吉「よっぽど書く事 ねがったんだな。」

大吉「『春子ちゃんへ!』。」

菅原「先輩 もう やめませんか! 悲しくなるだけだから!」

大吉「『涙のリクエスト 最後のリクエスト』。」

吉田「ああ 菅原さんも 歌詞 書いちゃった。」

大吉「そして ついに最後の日記です。」

弥生「『ラブ・イズ・オーヴァー』。」

春子「ごめんね 持ってこなきゃ よかったね。」

菅原「もう 遅いべ。」

大吉「菅原は 足立君の事 とやかく言う資格 ねえってのが よ~く 分かった。」

吉田「そうですね。」

大吉「でもまあ この大事な時期に スキャンダルは ちょっと 困るんでねえか?」

春子「何それ 芸能人じゃあるまいし。」

吉田「いや ネットユーザーにとって アキちゃんと ユイちゃんは 芸能人と 一緒ですよ。」

春子「そっか そうなるんだ。」

大吉「だからまあ できれば 当分の間 恋愛の方は 控えてもらって。」

菅原「足立君には それとなく 注意しとくか。」

弥生♬『ラブ・イズ・オーヴァー』

春子「うるさいよ 弥生さん。」

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