連続テレビ小説「あまちゃん」29回「おら、先輩が好きだ!」

校庭

アキ「懐かしい?」

春子「う~ん…。 あんまり いい思い出ないけどね。」

アキ「でも モテたんでしょ?」

春子「えっ? 誰に聞いたの?」

アキ「ユイちゃんのお父さん。」

春子「足立先生か…。 大した事ないけどね。」

アキ「スケバンだったって言ってた。」

春子「それも 大した事ないよ。」

アキ「夜な夜な 包丁持って 泣いてる子ども脅かして 回ったりした?」

春子「なまはげ? …っていうか あんたさ スケバンの意味 分かってないでしょ。」

アキ「うん。 だって 見た事ないもん。」

春子「あ…。」

アキ「どうしたの? ママ。」

回想

1982年(昭和57年)

大吉「春ちゃん。」

春子「ああ 大吉っつぁん。」

大吉「最近 帰りが遅えって 夏おばちゃん 愚痴こぼしてたぞ。」

春子「関係ないじゃん。」

「誰だよ こいつ。」

春子「ただの幼なじみ。 行こう。」

大吉「春ちゃん スカート長すぎんでねか?」

「うるせえな。 しゃべえ事 言ってんじゃねえよ!」

「3年だからって 手 出さねえと思うなよ!」

大吉「ただの幼なじみなんかじゃねえ!」

大吉「春ちゃん おら 北鉄さ 就職決まったんだ。」

春子「北鉄?」

大吉「北三陸鉄道リアス線。 北鉄が走れば 町も変わる。 もう 過疎の町なんて言わせねえ。 おらも 春ちゃんが 高校を卒業する頃には 車掌か 運転士だ。 そしたら 乗せてやるからな。 待ってろ。」

回想終了

春子「懐かしい…。」

アキ「え?」

春子「もう一度 ここ通るとは 思わなかったよ。 あんたの おかげだね。 ありがとね。 フフフッ…。」

アキ「ねえ ママ!」

春子「うん?」

アキ「おら やっぱり 南部もぐり やりでえ。」

春子「好きにしなさい。 どっちにしろ スケバンより ましだから。」

アキ「やった~! ありがとう ママ!」

アキ「やった~!」

春子「…っていうか 置き去り?」

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