天野家
アキ「寝てる 寝てる。」
春子「あんたさ 明日ウニ丼 売りに行きな。 その間に ママが問い詰めるから。」
アキ「分がった。」
春子「あ~ 何もないな。」
<言われたとおり アキは ウニ丼を 売りに行きました。 そのころ春子は>
夏♬「『雨よりやさしく』よし出来た!」
かつ枝「行ってきます。」
美寿々「行ってきます!」
北鉄
アキ「北鉄名物 ウニ丼はいかがですか!」
ユイ「ご好評につき 10月以降まで 販売します!」
アキ「ありがとうございます!」
ユイ「ウニ丼は いかがですか! ありがとうございます。」
(騒ぐ声)
天野家
夏「あ~あ くたびれた くたびれた! ♬『いつでも夢を』」
春子「お母さん ちょっと座って!」
夏「あ 何だよ ちょっと! 寝かせてくれよ。」
春子「大事な話があるの。」
夏「いいがら!」
春子「いいから座って!」
夏「何だよ?」
北鉄
アキ「ウニ丼です ありがとうございました。」
忠兵衛「おい ねえちゃん 1個けれや!」
アキ「はい 1,200円です。 ありがとうございます。」
ユイ「アキちゃん。」
アキ「お疲れさまです。 あ~ やっと完売だ!」
ユイ「お疲れさま。」
アキ「じぇじぇじぇじぇじぇ!」
ユイ「何 どうしたの?」
忠兵衛「何だよ?」
アキ「いえ…。 じぇじぇじぇ! じぇじぇじぇじぇ!」