連続テレビ小説「あまちゃん」49回「おらの大失恋」

北三陸駅

ヒロシ「よう。」

種市「…どうも。」

ヒロシ「おい おい ちょっと待てよ。」

種市「えっ 何すか?」

ヒロシ「マネージャーとして いや ファン第1号として いや 一人の男として…。 いや やっぱり マネージャーとして 言わせてもらう。 アキちゃん 泣かせるような事すんじゃねえ。」

種市「お兄さんは関係ないでしょう。」

ヒロシ「お… お兄さん?」

天野家

春子「おいしい?」

うなずくアキ

春子「つらい時も 楽しい時も 腹は減るんだよね。 …で 焼きそば食べると 歯に青のりがつくんだよね。 早く元気になんなきゃ。 週末は 北鉄のイベントでしょ。」

アキ「やりだぐねえ。」

春子「えっ?」

アキ「お座敷列車とか無理。 歌ったり 踊ったり 今 そんあ気分じゃねえ。」

春子「そっか。 まあ 無理にやる事でもないしね。 もともと ママは反対だしね。 気分が乗らないなら いいよ やめちゃえば? でも あれだよね。 楽しみにしてる人 いっぱい いるんだろうね。」

アキ「種市先輩さ 告白した。」

春子「うん。」

アキ「遠距離でもいいがら おらと つきあってけろって。 そしたら…『ほかに 好きな女がいる』って 言われた。 ずっと前から… おらと知り合う ずっと前から 好きだった女だって。 もう つきあってるって。」

春子「…誰? ユイちゃん…。」

アキ「んだ。 だから お座敷列車さ 乗りだぐねえ。」

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