連続テレビ小説「あまちゃん」61回「おら、アイドルになりてぇ!」

足立家

アキ「ユイちゃん そろそろ帰るね。」

水口「僕も 一旦 東京戻るけど ちゃんと営業するから。 君も ご両親と ちゃんと話し合って 3月まで頑張りな。」

アキ「3月なんか すぐだべ ユイちゃん。」

水口「待ってるから。」

喫茶・リアス

菅原「怪しい 怪しい。 聞いた事ねえべ ハートフルなんて。」

吉田「んだ んだ! いかがわしい プロダクションだから 経歴 偽ってんだ!」

ヒロシ「ちゃんと 実績のある 事務所らしいですよ。」

菅原「ん? んだの?」

春子「上野に自社ビルと 専用の劇場 持ってて しょっちゅう イベントやってんだって。」

吉田「へえ…。 あっ そうなんだ。」

春子「大吉さん どうしたの?」

大吉「昨日のユイちゃんの言葉 胸に刺さったじゃ…。」

回想

ユイ「私の東京に 行きたいっていう気持ちとか アイドルになりたいっていう 子どもの頃からの夢とかは 聞いてもらえないんですか。 そんなに 町おこしが大事なんですか?」

回想終了

大吉「25年前 春ちゃんが この町 出てった時と ダブったべ。」

回想

春子「もう どいてよ!」

(歓声)

大吉「すいません! 申し訳ないです! すいません! すいません!」

回想終了

春子「私も…。 昔の自分を思い出して 息が詰まった。」

菅原「(ため息) 確かに おらたちが 町おこしに集中するあまり17歳の少女の夢ば 食い潰そうと してたのかもしんねえな。」

大吉「一度しかねえ 青春だもんな。」

吉田「じゃあ 東京に行かせるんですか?」

2人「それは ねえべ。」

吉田「何だよ…。」

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