連続テレビ小説「あまちゃん」94回「おらのママに歴史あり 2」

作業場

ユイ「海女さんは?」

アキ「はい?」

ユイ「アキちゃんは 誰のために 潜ってたの? 私のため?」

アキ「いや。 いや おらのためだ。 自分のために潜るんだ。」

ユイ「じゃあ 自分のために 歌ったり踊ったりできない?」

アキ「どうかな?」

ユイ「私のためじゃなくて 自分のためにやってみなよ。 できる?」

アキ「いや どうかな。」

ユイ「やってみなよ。 私 見てるから。」

アキ「ユイちゃん。」

ユイ「冷めたんじゃくて 諦めた。 そのかわり ちゃんと見てるから やって駄目なら また帰ってきなよ。」

アキ「うん!」

ユイ「サインして。」

ユイ「あるんだ。 フフフ!」

アキ「へへ!」

ユイ「ありがとう。 大事にする。」

1階

水口「正直2人とも ブレークするのは無理だって 初めから思ってました。 で どっちかって言ったら ユイちゃんだろうって。」

夏「とうとう 本音が出たな水口。」

水口「でも 今回 改めて自分の中で アキちゃんが アキちゃんの存在が こう クローズアップされてる事に 気が付きました。 はい。 何だろう? 何か こう かわいいですよね。」

春子「気持ち悪いぞ 水口。」

水口「だから 東京帰ったら ちゃんと本気で あの 戦略練って 売り出そうと思ってます。」

夏「時間いいのか?」

水口「よくないです。 ああもう お土産も買いたいし。 あ お邪魔しました。」

夏「気を付けて。」

水口「あ…。 お邪魔しました。」

道中

ユイ「アキちゃん!」

アキ「何 聞こえないよ! ちょっと待って ユイちゃん!」

天野家
1階

アキ「夏ばっぱ!」

夏「あ?」

アキ「おら やっぱり東京さ行ぐ!」

夏「そうか せいぜい頑張れや。」

アキ「あれ? ママは。」

夏「え?」

2階

春子「あ~ 面倒くせえ!(舌打ち)」

北鉄

(発車のベル)

アキ「すいません すいません!」

<1月10日 天野アキは 再び東京さ向かいました>

回想

菅原「アキちゃん やっぱり行ってしまうのか!」

大吉「春ちゃんの事は おらさ 任せろ! 悪いようにはしねえ。 今度来る頃には…。」

磯野♬『俺は海の底』

大吉「うるせえ 南部ダイバー!」

磯野♬『南部のライダー』

吉田「『ライダー』つっちゃった! 南部ライダーか? このバカたれ!」

ユイ「これは アキちゃんに。 私が作ったの。」

アキ「ありがとう!」

回想終了

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク