連続テレビ小説「あまちゃん」95回「おらのママに歴史あり 2」

<そう考えれば つじつまが合うべ。 太巻さんにとって 天野春子は 過去に犯した不正を知る ただ一人の存在。 その娘が今 アイドルの卵として 目の前に現れ…。 あれ? 手紙…>

アキ「こら~!」

河島「あっ ごめんなさい! あの 落ちてたんで…。」

アキ「落ちてたからって 読むか? 普通。」

河島「読みせん。 まだ読んでません。」

アキ「当たり前や あほんだら あほんだら。」

しおり「アキ!」

真奈「アキ~! もう会われんと思うとったよ! いつね? いつ戻ってきたと?」

アキ「ついさっき。」

しおり「もう!」

アキ「あっ お土産!」

真奈「ありがとう。」

喜屋武「この ゆべしさ 歯に くっつくよ。」

めぐ「帰ってこなくて よかったのに。 まあ いいや。 私 すぐ 上行くし。 そしたら また シャドウやってもらうからさ 私のダンス よく見てて。」

奈落

しおり「あと1分! あと1分ですよ! 早く 早く!」

アキ「よし!」

小野寺「ありがとう!」

アキ「行ってらっしゃい!」

(歓声)

♬『暦の上ではディセンバー でも ハートは サバイバー』

手紙・春子『鈴鹿ひろ美の主演映画『潮騒のメモリー』は 昭和61年の正月映画として 公開され 大ヒット。 主題歌も ヒットチャートをにぎわせました』。

回想

テレビ・司会 男『さあ 今夜も 生放送で お送りしてきました 【夜のベストヒットテン】』。

司会 女「ホントに。」

司会 男「いよいよ 第1位の発表です!」

テレビ・司会 女『さあ 皆さん それでは 今週の第1位の発表です!』。

司会 女「何になるんでしょうか? ホントに楽しみです! うわ~!」

常連客「よっしゃ!」

テレビ・司会 女『今週の第1位【潮騒のメモリー】鈴鹿ひろ美さんです!』。

2人「申し訳ございません。」

甲斐「何だよ… また出ないの?」

常連客「出ないの?」

手紙・春子『当初 鈴鹿ひろ美は かたくなに 歌番組に出ませんでした』。

テレビ・司会 女『【デビュー曲が 1位に選ばれるなんて 身に余る光栄です。 しかし 私の本業は女優です】』。

テレビ・司会 女『役を演じる事で 初めて 皆様と関われる。 歌番組に出る事は 私のポリシーにも反しますし…』。

甲斐「真面目すぎる~。」

常連客「…すぎる!」

手紙・春子『その事が 鈴鹿ひろ美を より一層 ミステリアスで 神秘的な存在に 仕立て上げました。 でも ママだけは 本当の理由を知っていた』。

(回想)

荒巻「頼むよ。 頼むよ。」

(回想終了)

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