愛の職場
愛「タイガー ファイヤー サイバー…。 あっ ファイバーね。 タイガー…。 タイガーファイヤー…。」
昼飯中の真衣と菜摘
真衣「お昼 断った!?」
菜摘「そう 振られちゃって。 寂しい。」
ベースメント
米原「これはですね…。」
愛「はい。」
米原「はあっ!」
愛「あ~! すご~い! すごい すごい!」
椎葉「ヨネさんは 元体操の選手なんですよ。 踊りのキレる のりたまちゃん推しです。」
愛「へえ~。 すごい キレッキレですね。」
柿崎「また そんな無駄に振り回して。 ストップ ストップ。 まだ始まってないのに 張り切り過ぎです。」
椎葉「カッキーは大学生で 社会学部で アイドル文化について研究もしてます。」
愛「あっ 凛様推し。」
椎葉「正解。」
椎葉「ここにいるコマツナ君は カメラ小僧。 カメコのしおりん推しで漫画描いてます。」
愛「ああ…。」
店員「はい どうぞ。」
愛「ありがとうございます。 あの ハナちゃん推しの人って ほかに いたりしないんですか? ハナちゃんのコールって どこで何やるか 教えてもらいたいんですけど。」
椎葉「1人 ふっとい方が いらっしゃるんですが 今日は来てませんね。」
愛「太い?」
椎葉「太客。 金払いのいい客って意味です。 瓜田さんっていうんですけどね。 あれ? 会ってませんでしたっけ?」
愛「多分。」
小豆沢「向こうは恐らく あなた様のことは覚えてらっしゃるかと。 おば様は新参者。 きちんとご挨拶された方が よろしいかと存じましてよ。 まあ 言わずとも ご立派な社会人。 それくらいの社会性は お持ちざぁすよね。」
「サニサイ!」
「アップア~ップ!」
「からの! アップア~ップ!」
愛「これが聞こえたら 出てくるんですよね、。」
花梨「今日も あなたの小さな太陽になりたい。 もう夜だけど!」
(笑い声)
観客「夜だけどね!」
花梨「心にいつも太陽を! サニーサイドアップのキミ担当 花梨です!」
詩織「キミなんて何さ! メレンゲで あなたを包みたい。 サニサイの白身担当 しおです。」
凛怜「その殻はダイヤモンドで出来ている。 何よりも強く美しく。卵殻番長 凛怜です。」
紀子「呼ばれて飛び出て ジャジャジャジャ~ン。 いつも君のそばにいるよ。 フリーズドライ担当 のりたまで~す!」
ハナ「どこをとっても 伸びしろだらけ 可能性しかない永遠の生卵 ハナです。」
花梨「それでは早速 1曲目いきます!」
小豆沢「このフォーメーションは…!」
♬「Love me Love me 始めよう hug me hug me 恋しよう 胸をじりじりと焦がすような クッキングタイムさ」
観客「サニサイ いくぞ!」
♬「Give me KIMI KIMI KIMI」
愛「タイガー…。 そっち?」
♬「Give me KIMI KIMI KIMI Give me KIMI KIMI KIMI サニーサイドアップ Enjoy Enjoy Enjoy Give me KIMI KIMI KIMI」
受付「2500円」
♬「日差しで加速(するよ)」
観客「オーレーの凛怜!」
♬「試行錯誤の神レシピで 大好物のあれ 作ってあげよう 運命って言葉 初めて使った」
愛「ハナちゃん!」
♬「好きで好きで好きで好きで そうだ! 君の代わりはいない 約束するよ 100年後も Kissしよう」
♬「Let’ s Crack it Love me Love me もっともっと 眩しい核心 ぎゅっとぎゅっと」
観客「オー オー Fu! Fu!」
♬「キミガタメ ホワイトナイト」
観客「Yeah!! Yeah!!」