愛の部屋
調べてみると その手のやばい話は いっぱいあって 自分でも最悪だなとは思ったんですけど。 あ~ 面倒くさいことに 足 突っ込んじゃったなって。
愛の職場
小豆沢『お世話になっております 瓜田さんへの挨拶の件、 再度 お話しできますか? 御社の下まで来てるんですが 部署はどちら?』
小豆沢「本日は…。」
愛「外行こ 外。」
小豆沢「天気いいもんね~。」
愛「知ってた? 瓜田さんのこと。」
小豆沢「ガチだな~とは思ってたけど あの人 やばい人に見えないからな。」
愛「それでっていうのも 何なんだけど 私 ライブに行くのとかは やめようかなと思って。」
小豆沢「え…。」
愛「いや ハナちゃん かわいそうだとは思うよ。 でも 私に何かできるわけじゃないし それこそ 何かしたら 私だって 逆恨みされるかもしれないしさ…。 薄情だとは思うけど…。」
小豆沢「バカなのか? バカなのか。 …っていうか絶対 来んなよ。」
愛「はっ?」
小豆沢「『女オタ 逆恨みで被害』って んなことんなったら それだけで サニサイ 売れなくなるから 超迷惑だから。 もう 死んでも来んなよ。 この話は 俺と椎葉さんで なんとかするから。 チャオ!」
愛「いや… あっ…。」
取調室
愛「でも そう言われると これで よかったのかどうか 考えてしまうところがあって。」
愛の職場
公園
椎葉「最高かよ! 君って 君って… 最高かよ! すばらしいです すぐに運営に提案しましょう。」
愛「でも… 運営 相当 瓜田さんびいき みたいですけど 大丈夫…?」
小豆沢「バカなのか? 意見ってのは 通るやつに言わすんだよ。」
楽屋
花梨「いいよね?」
運営「いや 急に言われても…。」
花梨「えっ? 何で? 何で? えっ?」
運営「今まで それでやって来たし そんな… ファンとか すごいびっくりする…。」
花梨「何て?」
運営「ファンがね びっくりするんちゃうかなっていう…。」