ライブ後
瓜田「ハナ 3枚で。」
カメラマン「3枚ですね。 ハナ!」
ハナ「はい。」
カメラマン「はい いきますよ。 はい サニサイ!」
(シャッター音)
瓜田「何か 急な変更だよね。」
ハナ「私も びっくりしました。」
瓜田「ふ~ん。 ハナが そうしてくれとか 言ったんじゃないんだ。」
ハナ「…」
瓜田「あれ? 図星?」
ハナ「そんなわけないじゃないですか? こんなことされたら 私 損するだけですし。」
瓜田「損?」
ハナ「いつも 瓜田さんのおかげで 私 一番もらえてたのに。」
瓜田「そっか。」
(タイマー)
ハナ「あっ。 あ… ありがとうございます。」
瓜田「後でまた来るから。」
カメラマン「ハナ。」
ハナ「はい。 お願いします。」
カメラマン「いきますよ。 はい サニサイ!」
(シャッター音)
小豆沢「…ったく たまったもんじゃないっすよね こんな改変。」
椎葉「いや それにしても ハナちゃん 意外と人気あったんですね。」
小豆沢「むかつきますけど 俺たち的には 応援してるかいがあるって思わなくちゃいけないんですよね。 トップオタの心意気っていいうか エレジーといいますか。」
椎葉「さすが トップオタ。」
小豆沢「ハハハハ…。」
瓜田「ハ… ハナ~。 ハナ~! ハナ! 俺の洗濯機は? どうなった?」
ハナ「ピースで。」
瓜田「ハナ! ハナ 俺のあげた洗濯機! 使ってる?」
椎葉「瓜田さん 今 あの人のチェキ券…。」
瓜田「ハナ! 洗濯!」
運営「瓜田さん ちょっと…。」
瓜田「ちゃんと できてる?」
運営「あちらでお待ち下さい。」
瓜田「ハナ!」
運営「瓜田さん! ちょっと ちょっと…。」
瓜田「ジャージャー!」
愛「何か ごめんね。 本当は もっと こう やんわりと距離を って思ったんだけど。」
愛「あっ ごめん 今日 私 実は チェキ券 買えてなくて。」
ハナ「(すすり泣き)」
愛「ハナちゃん?」
ハナ「私 みんなに こんなにしてもらって…。 私なんかに… うれしくて。」
愛「ハナちゃんが大事にされてて うれしいです。 フフッ。」
ハナ「あ… すいません…。」
取調室
聖護院「その時のことが 今日の出来事の発端になった ということですか?」
愛「はい。 そうだと思います。」
聖護院「時間が何か?」
愛「いえ…。」