連続テレビ小説「エール」108話「ふるさとに響く歌」ネタバレ

その日は 喜多一に典男の家族を招いて にぎやかな ひとときを過ごしました。

典男「うわ~ うまそうだな! フフフ。」

まさ「はい。」

浩二「ただいま~!」

まさ「あっ お帰り!」

裕一「浩二だ。 お帰り~!」

浩二「誰か来てんの?」

裕一「うん!」

典男「あっ!」

浩二「ありゃ… 何で?」

裕一「えっ? 知り合いなの?」

浩二「いつも散髪してもらってる床屋のご主人。」

裕一「え~! ハハハハハ!」

まさ「召し上がれ。」

多美子「はい 明男。 食べ。」

裕一「あ~ よかったね。」

鉄男「酒 好きか?」

明男「うん 好きだ。」

裕一「う~ん このイワシ おいしいね!」

まさ「それ 三上さんから頂いたのよ~。」

明男「あっ 兄ちゃんも イワシ 好きだったよな?」

鉄男「よく覚えてんな。」

裕一「へえ~!」

典男「あっ 俺の分 やるよ!」

鉄男「ううん。 いいから いいから いいから。」

典男「子どもの時は いっつも 兄ちゃんの分 分けてくれたろ。」

鉄男「いや 気持ちだけ受け取っとくよ。」

典男「遠慮すんなよ。」

明男「じゃあ 俺 食べる!」

鉄男「あ~ そうだ そうだ。 明男 食え食え…。 いっぱい いっぱい食べて。」

典男「いいのか?」

鉄男「いや 俺が いっぱい食ったって しょうがねえだろ。」

裕一「浩二も食うか?」

浩二「いや いいって。」

裕一「一個くらい あげるよ。」

浩二「いいって。」

裕一「一個でいいんだよ。」

浩二「要らねえって! 兄ちゃんが食えよ。」

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