連続テレビ小説「エール」108話「ふるさとに響く歌」ネタバレ

古山家

(電話の呼び鈴)

音「はいはい はいはい…。 はい 古山でございます。」

喜多一

裕一「あ~ もしもし 音? 僕。」

音「☎『裕一さん?』」

裕一「ごめん。 あんねえ しばらく帰れそうにないんだ。 浩二に頼まれてね こっちの農業会の仕事 引き受けることになったの。」

古山家

音「しばらくって いつまで?」

裕一「☎『ちょっと まだ分かんないな。 ねえ そっち変わりない? 華 どうしてる?」

音「元気ですよ。 全然 相手してくれないけど。 お義母さんたちは?」

喜多一

裕一「フフッ 元気してるよ。」

浩二「兄ちゃん もう行くよ。 早く!」

裕一「はい。 ごめん。 じゃあ行かなきゃいけないからさ また連絡すんね。」

古山家

音「ちょ… 裕一さん!」

音「ねえ… ねえ 華。 私たちも福島行かない? 華も 久しぶりに おばあちゃんに会いたいでしょ?」

華「行けないよ。 学校あるんだから。」

音「ん~…。(ため息)つまんないわ…。 う~ん。(腰の骨を鳴らす音)あっ…。」

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