噂の久志参上
久志「お待たせ。」
裕一「久志 もう遅い! 何してたの?」
久志「いや ごめん。 来る途中にさ 昔の知り合いに…。」
裕一「いや いいんだけどさ… うん? 五郎君?」
久志「あちらのお嬢さんは? 誰?」
裕一「梅ちゃん。 音の妹。 ねえ 早速で悪いんだけどさ… えっ?」
久志「初めまして。 コロンブス 期待の超大型新人スター歌手 佐藤久志です。」
鉄男「まだデビューすらしてねえだろ。」
裕一「あっ そうだ… 久志 梅ちゃんはね 作家なの。 この前ね 文藝ノ友の新人賞 取ったんだよ!」
鉄男「文藝ノ友!」
久志「何? そんなすごいのか?」
裕一「うん!」
鉄男「すげえよ! プロの登竜門だぞ!」
裕一「そうだよ! 久志 今日はね 2人の歓迎会なの! …で この五郎君 弟子にとったの!」
久志「どうも。 僕はね 常日頃から こう思ってたんだ。 昭和の時代は 女性が どんどん活躍すべきだって。 ところで 君は東京は初めてかい?」
梅「はい。」
久志「そう…。 じゃあ 僕が案内してあげる。(ウインク)」
裕一「うん?」
ウインクを連発する久志w
梅「目にゴミでも入りました?」
裕一「久志 久志 久志… 久志! ちょっと こっち来て! ちょっと… 話を… 話を聞いてくれよ ちゃんと。」
久志「梅ちゃん いいよね。」
モテる男は自分に興味を示さない女に 恋心をいだいてしまう… さがでしょうか。
久志「おでん屋さん ちくわ 彼女にも 大きなちくわ。」