連続テレビ小説「エール」75話「先生のうた」ネタバレ

関内馬具

岩城「違うわ! ここは こうちゅうて言うとるだら!」

五郎「はい!」

光子「でも… 随分 手慣れてきたわよね?」

梅「最初に比べればね。」

光子「うん!」

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五郎「あの… ここは これで大丈夫ですよね?」

岩城「はあ?」

五郎「あっ… いや…。」

岩城「これで合っとる。」

五郎「よかった。」

光子「岩城さん 五郎ちゃんのこと 気に入っとるみたい。 随分 仕事も早うなったし 仕上がりだって丁寧だし。 もう そろそろ いいんじゃない?」

梅「いかん! 甘やかすのは 本人のためにならんから。」

光子「お~怖っ。 フフッ。」

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梅「まだ やっとったの?」

五郎「うん。 とにかく体にたたき込みてえんだ。 目 つぶってでも できるようにならねえと。」

梅「そんなにできとったら 岩城さん超えちゃいそう。 ちょっと やってみりん。」

五郎「えっ?」

梅「目 つむって。」

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梅「頑張りんね。」

一年後

古山家

丸井「丸井と申します。」

裕一「はい。」

丸井「この度はニュース歌謡という企画の ご相談に伺いました。」

裕一「ニュース歌謡ですか?」

丸井「はい。 戦果の盛り上がりを歌で伝える ラジオ番組です。 国民の士気が上がるような曲を是非! 先生の得意分野ですよね?」

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裕一「い… いや… 得意かどうかは。」

丸井「またまた ご謙遜を! 愛国歌謡といえば古山裕一でしょう。」

裕一「いえいえ 僕は もう ただ 頂いた仕事を精いっぱい頑張るだけです。」

丸井「いやいや… もう 先生以外 考えられません。 お願いします。」

裕一「拝見します。」

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