【 連続テレビ小説「エール」】9話ネタバレ

打越家

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打越「この度は大変ご愁傷様でした。ええ男を亡くしましたのー」

光子「打越さんには生前から大変お世話になっておりました。それで今後も変わらずご贔屓に願いたいと思いまして」

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打越「なんだ?商売を続けんさるおつもりかね?」

光子「もちろんです、でないと生活出来ません。私が主人に代わって」

打越「職人の世界を女が仕切れるか?それに納品先の陸軍さんも女なんか相手にせんだら?」

光子「遮二無二頑張るつもりです」

打越「女子供に出来るほど商売は甘くないに!どうだ?儂と一緒にやらんか?儂が色々面倒見たるで?関内さんが軍をさられて何年になるかや?」

光子「10年です」

打越「そうか、そんなんなるか?そろそろ契約を見直さないといけん時期ですな」

光子「は?」

打越「いやね、他にも元軍人の馬具屋はおるでね。儂がまあ、何とか抑えとるけど普通は契約終了だに。まだお子さんも小っちゃいだら?まあ一遍儂の申し出よく考えてみとくれ」

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それから光子は取引先を周りました。

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しかし主が亡くなった馬具店と

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商売を続けようという

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ところはありませんでした

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光子「このまま契約を切らないでください。お願いいたします」

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一方竹取物語の稽古は大詰めを迎えておりました。

良子「バカみたい。熱い、重たい」

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熊谷「神崎、どうした?」

良子「最後月に帰るなんて変だと思うんです。私なら帝と結婚します」

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熊谷「竹取物語はそういうもんだろ?」

良子「私にはわからんので出来ません」

熊谷「おい、神崎」

音「良子ちゃん、やろ」

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良子「うるさい!あんたが休んどった間もずっと稽古しとったの。おじいさん2は口出さんで!」

音「ごめん」

たえ「ひどい、音ちゃんにあやまり?」

良子「やだ!そもそも、あんたが竹取物語なんて言い出すもんでこんなことになんのよ」

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良子「内んところはね、親戚中が見に来るの。失敗したら、なんて言われるか」

音「見に来てもらえるだけいいじゃん!」

その場を去る音

熊谷「おい関内、待て」

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関内家

音「ただいま」

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吟「音、大変!職人さんが辞めた、みんな!」

音「え?」

吟「陸軍さんから契約切られて、それで」

音「岩城も?」

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関内家の墓で岩城を見つける音

音「逃げるんですか?」

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岩城「女子供にはわからん」

音「お父さんの世話になってたんじゃないんですか?」

岩城「職人は仕事が無きゃ食って行かれん」

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家に帰ってきた音

音「ただいま」

光子「おかえり!何処行っとったん?心配した」

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音「岩城、見つけた。あいつも逃げた」

光子「仕方ないわ。みんなそれぞれ人生あるもの」

音「お母さん、内…大丈夫?

光子「んーかなりマズ…イー」

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