連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」第127話「おかあちゃんの家出」

茂の仕事部屋

茂「何だ こりゃ? 『お父ちゃんへ』。」

布美枝✉『お父ちゃんに 手紙 書くなんて 初めてだけど どうしても 伝えたい事が あります。 もし できる事があれば 私にも お手伝いさせて下さい。 家族なんですから 打ち明けて もらえないのは 淋しいです。 最近 働きすぎじゃないですか? どうか 無理はしないで下さい』。

<それは 布美枝の精一杯の思いを 伝える手紙でした>

茂「分かっちょらんなあ…。」

<ところが…>

布美枝「えっ… 何 これ…。 読んどらんのかな…。」

菅井「先生 また連載1本 増やすってさ。 超過勤務手当 増やして もらわないと あわないよなあ。」

相沢「あ おはようございます。」

布美枝「おはようございます。 すいません いつも残業ばっかりで。」

菅井「いや そんな…。」

布美枝「ご苦労おかけしますけど よろしくお願いします。」

<布美枝が書いた手紙が 書き損じの紙と一緒に ごみ箱に 捨てられていたのです>

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