連続テレビ小説「花子とアン」第101回「腹心の友ふたたび」【第17週】

嘉納「貴様! 自分の立場が分かって 言いよるとやろな!」

龍一「訴えるなら訴えろ! そのくらいの覚悟 とっくにできてんだよ!」

嘉納「やっぱし ぶっ殺しちゃる!」

英治「嘉納さん! やめて下さい 嘉納さん!」

嘉納「蓮子は どこか!?」

英治「やめて下さい 嘉納さん! 蓮子さんは おなかに赤ちゃんがいます!」

嘉納「…何?」

英治「もうじき生まれるんです。」

嘉納「こいつの子か。」

龍一「はい。」

嘉納「フッ…。 ハハハハ…。 ハハハハハハハハ! ハハハハハハハ! ハハハハハハハ…。 小切手帳を出せ。」

嘉納「金額は 好きなだけ自分で書け。」

英治「嘉納さん…。」

嘉納「出産祝じゃ。」

龍一「こんな金は 要らない。」

嘉納「お前にやるとやない。 蓮子への祝いの金じゃ…。 福岡にある あいつのもんは 後で送らせる。」

龍一「蓮子も受け取らない!」

安東家

居間

花子「ただいま。」

吉平 ふじ「ああ お帰り。」

吉平「ほの籠は 蓮子さんのボコの分だ。」

蓮子「それじゃあ 私にも お手伝いさせて下さい。」

ふじ「ほんなこん しなんでいいから。 あっ! 蓮子さん!」

花子「大丈夫!?」

蓮子「ええ…。」

ふじ「すぐに横になった方がいいら。」

吉平「大変だ。 産婆さん呼んでこんと!」

蓮子「あっ 大丈夫です。 少し立ちくらみが しただけですから。」

ふじ「大丈夫け?」

はな「おとう。」

(歩の泣き声)

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