連続テレビ小説「花子とアン」第114回「春の贈りもの」【第19週】

書斎

花子「歩ちゃん? 歩ちゃん。」

縁側

花子「歩? 何やってるの!?」

歩「お母ちゃま 見て。 これ 王子とトムだよ。」

花子「もう… お父ちゃまに叱られる前に こぴっと お片づけしましょう!」

歩「やだ!」

花子「歩。 歩! 言う事聞かないなら お母ちゃまにも考えがあります。」

歩「お母ちゃま怖い。」

英治「ただいま。 ちょっと! 花子さんまで一緒になって 何やってるんだよ!」

花子「ごめんなさい つい楽しくなっちゃって…。」

歩「お父ちゃまも 一緒にお絵描きしようよ。」

英治「え~? お父ちゃまは いいよ。」

花子「ねえ 英治さん 見て。 これ 歩が描いたの。 王子とトム! そっくりでしょ?」

英治「ええ~…。」

歩「ねえ 早くやろうよ! みんな そろってるよ。」

花子「ねっ 英治さんも。」

英治「しょうがないな…。」

花子「お父ちゃまもやってくれるって。」

英治「じゃあ お父ちゃまは 雲を描こうかな。」

花子「歩ちゃんは?」

歩「僕は これ描く。」

<いつしか 歩よりも夢中になる 花子と英治でした。 ごきげんよう。 さようなら。>

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク