連続テレビ小説「花子とアン」第145回「どんな朝でも美しい」【第25週】

あらすじ

昭和20年4月、激しい空襲が大森の町を襲う。花子(吉高由里子)は美里(三木理紗子)を連れて必死に逃げ、翌朝もも(土屋太鳳)と共に村岡家へ戻って来る。焼い弾によって青凛社は全焼しており、花子たちはショックを受けるが、英治(鈴木亮平)や旭(金井勇太)は無事だった。花子は、大切に抱えて逃げた『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を感慨深く見つめる。そこへ、かよ(黒木華)がぼう然とした様子で現れる…。

145ネタバレ

村岡家

書斎

花子「(心の声)『曲がり角を曲がった先に 何があるのかは 分からないの。 でも それは きっと…。 きっと 一番よいものに 違いないと思うの』。」

(空襲警報)

<平和になる時を 待っているのではなく 今 これが私のすべき事なのだ。 その思いに突き動かされ 翻訳を始めた花子でした。>

(空襲警報)

町中

(爆撃音)

<空襲の町を逃げながら 花子は 祈りました。 生きた証しとして この本だけは訳したい!>

直子「おめめが痛いよ。」

美里「目が痛い。」

もも「大丈夫。 大丈夫よ。」

花子「大丈夫。 もう少しだから歩こう。」

<甲府に疎開させていた直子が 東京に帰ってきたやさきの 空襲でした。>

村岡家

旭「あっ… 直子! もも!」

直子「お父さん!」

もも「旭さん!」

英治「美里! 花子さん!」

美里「お父様!」

花子「英治さん。」

英治「みんな無事でよかった。 恐ろしかっただろう?」

美里「ええ。」

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