もも「ほの前に ちゃんと言いたかっただよ。 子どもの頃から ずっと好きだった気持ちを なかったこんにするなんて 寂しすぎるら。 ふんだから 朝市さんに こぴっと気持ち伝えてから お嫁に行く事にしただ。 朝市さんも こぴっと伝えんきゃ駄目だよ。 朝市さんは お姉やんが好きずら?」
朝市「うん。 好きだ。」
もも「ちゃんと言ってくれて ありがとう。 おら これで 安心して北海道に行ける。 絶対… 幸せんなる。」
朝市「ももちゃん…。」
もも「お姉やんの事 よろしくお願いします。 さいなら。 ふんじゃあね!」
安東家
庭
ふじ「もも。 お帰り。」
もも「おかあ…。」
ふじ「今夜は ももの好きな ほうとう 作っただよ。」
もも「おかあ…。」
ふじ「もも。」
もも「おら…。 (泣き声) おかあ~…。 おら…。」
ふじ「何も言わんでいいだよ。 もも 偉かったじゃんね。」
もも「(泣き声)」
<もも いっぱいお泣きなさい。>
もも「(泣き声)」
<ごきげんよう。 さようなら。>