連続テレビ小説「花子とアン」第58回「乙女よ、大志を抱け!」【第10週】

もも「うん。 おら 北海道行って 森田さんって人と幸せになる。 ガール… ビー… 何とかだ!」

周造「もも 急にどうしたでえ?」

はな「『なるべく 近くの人と結婚してえ。 家族と離れるのは嫌だ』って 言ってたじゃん。」

もも「もう決めたさ。 おらは おとうが選んでくれた人と 結婚する。」

はな「だって ももには 好きな人が…。」

ふじ「はな。 もういいら。」

はな「おかあ…。」

ふじ「ももが自分で考えて決めた事さ。 おかあは 賛成じゃん。」

はな「ほんな…。」

尋常小学校

教務室

はな「何で 急に 縁談受けるなんて 言いだしたずら…。」

(戸が開く音)

朝市「おはようごいす。」

緑川「ほい おはようごいす。」

朝市「おはよう。 はな 今日は 先に来てたのけ。」

はな「おはよう。」

朝市「何でえ?」

はな「ももが 縁談受けるって言いだしただ。」

朝市「てっ! ほれじゃあ ももちゃん 決心したのか。」

はな「なにが 『決心したのか』よ。 朝市は ももが 結婚しちまってもいいだけ?」

朝市「いいも何も ももちゃんが自分で決めたずら。 おらが口出しする事じゃ…。」

はな「朝市の鈍感!」

朝市「鈍感?」

安東家

吉平「もも。」

もも「ん? 何?」

吉平「本当に縁段進めていいだけ?」

もも「えっ? おとうが 勧めたずら。」

吉平「まあ ほうだけんどな…。 朝市のこんは いいだけ?」

もも「何で 朝市さんが出てくるでえ? 変なおとうじゃん。」

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