サト「セニョール! どうせなら 自分の包丁セット取ってくりゃいいのに 買ったばっかりだろ?」
忍「忘れてました。」
サト「バカだね バカだね。 本当バカだよ。」
愛「2人とも下がって 危ない。」
愛「純さん! 純さん!」
純「ちょっと 待って。 今これ取ってから行くから。」
消防員「離してください 危ないですよ。」
お父ちゃん 里やが… みんなの力で沢山のお客さんを笑顔にし 魔法の国になりかけていた 里やが… 消えようとしてるのに 私は 何もすることが出来ない。
病院
火野の病室
(ノック)
看護婦「失礼します。」
サト「どう 具合は? いいから いいから そのままで。」
火野「申し訳ありませんでした。」
サト「でも よかったよ 大した事なくて。」
火野「ホテルは?」
サト「うん まあ 幸いけが人もなかったし。」
火野「私のせいで 私なんかいなきゃ… もう私なんか死んだ方がよかったんだ。」
純「冗談じゃないわよ! 本当に申し訳ないと思ってるんなら 辛くても生きなさいよ! 歯食いしばって 病気だって ちゃんと直しなさいよ! 1人ぼっちで寂しいなら 逃げてないで 自分ちゃんとさらけ出して あんたの大切な”と”の人 ちゃんと見つければいいでしょ!」
純「じゃなきゃ… じゃなきゃ… こっちだってやってらんないわよ。 あんたが これから また同じようなことして 幸せになれなかったら ぶっとばすからね 私が。」
サト「迷惑だから 行こうか。 あんたも 早く元気になってね。」