連続テレビ小説「純と愛」134話「かぞくきねんび」ネタバレ

夕食

マリヤ「はい どうぞ。」

剛「うまそー。」

愛「色合いがすごいですね。」

正「これなんかも良いよ。」

純「お母ちゃん見て。」

マリヤ「剛君の絵どれも 面白いね。」

剛「いいでしょ? 俺さ これからは どんなにツラくても 一生懸命 死ぬ気で頑張るから 今まで みんなに散々迷惑かけてきたけど やっと自分の 生き甲斐見つけることも出来たし。」

正「なんか 言うことも凛々しくなってきたな。」

マリヤ「なんか カッコよくなったね剛君。」

愛「アハハハ でしょって?」

純「よかったね お母ちゃん。」

剛「本当? ねえ 見てごらん。」

愛「ああ すごい。」

純「ねえ すごいね。 お母ちゃん どうしたの?」

晴海「あの… 実はね。 みんな ちょっと聞いてくれる?」

勇気「あーあ。」

純「なーにって?」

晴海「私はね 今 思いついたことを 話そうとした瞬間に頭から消えてしまうの あとで思い出すだろうと思ってもダメなの だから こうして メモすることにしました。」

晴海「私は今 携帯の使い方がわからなくて メールも送れない時があります。 階段を降りる時に足をどう出していいかわからなくて 落ちそうになることもあります。」

晴海「朝起きたら 自分が なんでここにいるのか わからなくて不安で たまりません。 でも私は 病気に負けないよう頑張るからね。 どんなに苦しくても生きていくからね。 家族みんなのために おしまい。」

純「お母ちゃん 私たちも お母ちゃんのためなら なんでもするからね。」

正「頼りないかもしれないけど なんでも言ってよ お母さん。」

晴海「うん。」

マリヤ「私 お義母さん大好きよ。」

剛「俺も もっとビッグになって 早くお母ちゃん楽させてあげるからね。」

晴海「ありがとうね みんな。」

正「お前は本当に色んなこと やっちゃ すぐ辞めてきたけど 今度こそ大丈夫だろうね?」

剛「今日に至るまでに必要な道のりだったってことでさ。」

純「まーた。」

正「調子いいこと言って。」

純「お母ちゃん 家族が揃うって やっぱり いいね。」

晴海「そうだね。」

剛「うん うまい。」

晴海「おいしい?」

剛「お母ちゃんも シリシリ食べなよ ね。」

晴海「うんうん。 ありがとう。」

剛「これぐらいでいい? おいしい 勇気?」

愛「すごい よく焚けてますね おいしい。」

純のホテル

純「ねえ 愛君 今日はもう遅いし この辺にしとかない?」

愛「そうですね。」

純「うん 剛も帰ってきたし 今日から ここで寝泊まりしようか? ホテルのオープンが迫ってきたら もっと もっと忙しくなると思うし。」

愛「はい。」

純「ねえ ブランコ乗ろっか?」

愛「?」

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