面接後
あー やってしまった
純「あー もうっ! 痛っ」
これで全滅だ
純「あー ハッ!」
なに? なに? この嫌な感じは何?
も もしかして… あれから ずっと 居たとか ?
おじぃ なんなの一体! 都会って怖い
純「うわーっ! あっ! 痛っ」
つまずく純
愛「大丈夫ですか?」
純「一体 なんなんですか? あなた?」
愛「どうしても もう一度 確かめたくて」
純「もしかして 誰かに 似てるとか?」
愛「いや そうでもなくて」
純「じゃあ 何なのよ?」
愛「説明しても長くなるし 説明しても 分かってもらえないと思うんで」
そういう 捨て猫みたいな目しないでよ
純「悪いけど こっちは 面接で 失敗して滅茶苦茶ヘコんでるわけ もう あとがなかったのに それも無くなっちゃったわけ 面接のオヤジとか 自分にも腹が立って 腹が立って 暴れそうなわけ」
愛「すみませんでした」
その場をあとにする純
愛「あの!」
純「うっさい!」
愛「一つだけいいですか? あなたは そのままでいて下さい」
愛「ずっと そのままで 居て下さい お願いします」
おじぃ なんなの あれ?