レストラン
水野「仕方ないんじゃないかな? 君が愛のこと 病気だって思うのは」
純「そうですかね」
水野「人の本性見えるのを信じろって言う方が無理があるし」
純「でも あいつが言うことは いちいち当たってるんですよ」
水野「それは 俺でも分かるんじゃない?」
純「じゃあ 私が なんで クリームシチュー食べてるか分かります?」
水野「愛が作ってくれたとか?」
純「ピンポーン 私の本性とか わかります?」
水野「君は裏がないから そのまんまなんじゃない?」
純「うわ… じゃあ えと… そうだな…」
水野「俺のことはなんて言ってたわけ? あいつ?」
純「え?」
水野「俺の本性 見えたんでしょ? 愛には」
純「水野さんが 私に優しくしてくれるのは」
水野「うん」
純「エッチをしたいだけ…」
なんだ? 正解かよ?
水野「いけないかな?」
純「はい?」
水野「好きな人とエッチしたいって思う事って そんなに悪い事かな?」
開き直った しかも 潔いと 思ってしまうのは なぜ?
水野「俺は 君が魅力的だから 好きになった その魅力を失ってほしくないし 俺の力で もっと 魅力的な女性にしたいって思っている」
道中
純「あの ここで 大丈夫です」
水野「うん」
純「ありがとうございました あ 水野さん ちょっと」
水野「いやなら 止めるから」
誠「もう 男変えてんねや?」
純「あ! 誠ちゃん!」
水野「知り合い?」
純「あ! 愛くんの 妹さんです」
水野「あ じゃあ 僕はこれで」
純「あ あの ありがとうございました」
水野「うん じゃあね」
純「はい」
水野「おやすみ」
純「おやすみなさい」
誠「いいん? 新しい彼氏ほっといて」
純「そうなんじゃないから」
誠「愛ちゃんから伝言があるんやけど」
純「え? え? あいつ生きてんの?」
誠「あんた かなり臭いで」
純「マジ?」
誠「結婚式に出てくれ って」
純「え?」
どういう意味? 愛くん だれかと結婚するの?